4月25日、東ティモール国立大学(UNTL)で、当財団からの奨学金の贈呈式が開催され、加藤浩嗣専務理事が参加しました。
贈呈式前日となって、同国政府から、同日を休日とするという発表がありましたが、贈呈式には30名の奨学生全員、そのご家族、マルティンス学長を始めとする大学関係者、グテレス教育科学文化省局長、木村在東ティモール日本国大使、JICA東ティモール事務所代表など、多くの方々にお祝いに駆けつけていただきました。
式では、ザビエル副学長による奨学生選択経緯についての説明の後、来賓の方々から、当財団の助成への感謝と、奨学生への期待のコメントがありました。
加藤専務理事は、東ティモールの今後の発展における人材貢献の大切さを訴えた後、奨学生の皆さんに対し、祝意を示すと共に、今回の奨学金を活かして、さらに勉学に励んでいただき、国の発展に大きく貢献されることを願っている、と、現地語を交えて述べました。
その後、奨学生が一名ずつ登壇し、学長を始めとする大学関係者、来賓から、贈呈書を受け取りました。続いて、奨学生代表からの、感謝のことば、そして、今後の努力について強いコミットメントの表明があり、会場の雰囲気が高まりました。
当財団は、東ティモール国立大学に対し、2012年に助成を開始し、2023年度は15,000ドル(約230万円)を助成しました。
同大学の奨学生は累計で290名となっており、2024年度も同様の助成を計画しています。
マルティンス学長より歓迎のごあいさつ |
木村大使より奨学生へ贈呈書を手渡し |
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奨学生の代表者からの感謝のスピーチ |
助成に関する覚書の更新 |
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贈呈式参加者の記念撮影 |
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