2月15日から16日にかけて加藤浩嗣専務理事がマレーシアへ渡航し、3年ぶりに助成先での贈呈式に現地で参加し、意見交換を行いました。
ボルネオ島に位置するサラワク大学では、研究助成・奨学金贈呈式を開催しました。当日は副学長代理や工学部長他大学関係者、および12名の奨学生など総勢50名ほどが参加し、国歌斉唱に始まり、双方の挨拶、奨学金授与証の手渡しなどがスムーズに行われました。その後、奨学生のみなさん、続いてスタッフのみなさんとミーティングを実施し、当財団の今後の助成に関し、書籍購入に支援できないか、マレーシア国外でのインターンの紹介はできないか、などの意見交換をおこないました。
クアラルンプール近くに位置するマレーシア教育省では、局次長他4名の同省スタッフとの会合をおこないました。新型コロナウィルスの影響で2019年度より『サラワク州遠隔地の小学校の教職員・学校代表の生徒を対象とした英語学習キャンプ』の開催が見送られている中、同省の今後の遠隔地での教育支援の方向性が示され、実効性を高めるためにはどうすればいいか、日本との相互理解を深めるためには何をすればいいか、などについて議論がありました。
大阪ガス国際交流財団は、1999年からマレーシアに教育関連の助成を行っています。これからも、マレーシアを含む助成地域における教育・研究をサポートしてまいります。
サラワク大学での贈呈式の様子 |
サラワク大学 加藤専務理事より奨学生ひとりひとりに奨学金授与証を手渡し |
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サラワク大学 贈呈式終了後の記念撮影 |
マレーシア教育省での記念撮影 |
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