大阪ガス国際交流財団は本年9月で30周年を迎えました。現在、これまでの活動を取りまとめる趣旨から30周年記念誌を作成中で、その企画の一環として10月5日に京都国際会館で理事長対談を実施しました。
瀨戸口理事長の対談のお相手は、当財団設立4年目から評議員を務めていただいている京都大学名誉教授の坪内良博評議員です。同評議員は京都大学東南アジア研究センター所長を務められた経歴をお持ちで、インドネシア/マレーシアの社会文化に関し長年研究を行われ、多くの知見をお持ちです。
対談は、財団活動の振り返りから始まって、約90分にわたり和やかに行われました。
坪内評議員は、過去フィールドワークをされたインドネシアでの生活体験を紹介された後、今後の助成事業のあり方についても触れられ、我々自身が南東アジアをさらに理解し、相互理解を深めるような助成事業の必要性について指摘されました。
瀨戸口理事長からは、過去に奨学金を受けられた方のネットワークをつくり、財団が継続的に関わっていけるものにしたいという思いが語られました。
これらの対談の内容は、30周年記念誌に掲載します。記念誌は発刊後ホームページにアップする予定です。