2021年12月8日に、マレーシアのサラワク大学への助成に関する贈呈式を開催いたしました。サラワク大学へは「エネルギー」「地球環境」に関する研究テーマへの研究助成と、奨学金の支給を行っております。
贈呈式は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、今年度も大学に集合しての贈呈式は開催されず、昨年に続きオンラインでの実施となりました。
当日、サラワク大学からは、工学部のリンダ工学部長、ヤシン准教授をはじめ、研究助成の6テーマの研究者、および、奨学生12名が参加。弊財団からは瀬戸口哲夫理事長と深野行義専務理事が参加しての開催となりました。
贈呈式では、まず、試験研究助成の研究者より、それぞれの研究テーマに関しての発表が行われました。発表に続いて行われた質疑応答の時間には活発なディスカッションが行われ、オンライン開催ではありましたが、充実した発表会となりました。
続いて12名の奨学生への贈呈書授与が行われました。
その後、瀬戸口理事長から、「皆さんの日ごろの努力に敬意を表します」「“物”への支援も意義はありますが、それにもまして、向上心のある若い”人財”への支援は、個人の能力の向上、科学技術の進歩や国際交流等を通じて両国の発展に無限の可能性を持っていると思います」「助成金を最大限に有効に活用して自身の能力を向上させ、マレーシアの科学技術と国の発展、国際交流に貢献されることを期待しています」という言葉を贈り、贈呈式は終了いたしました。
この他にも、適宜状況・ニーズの把握や情報・意見交換等のためのWEBミーティングを実施し相互理解を深めてまいりました。
サラワク大学へは、今年度約440万円の助成を行いました。来年度も引き続き同様の助成を行う予定です。
オンラインで贈呈式に参加する 瀬戸口理事長と深野専務理事 |
オンライン贈呈式の参加者たち |
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WEBミーティングの様子 | |
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