2020年12月22日に、マレーシアのサラワク大学への、研究助成および奨学金の贈呈式が開催されました。
例年、贈呈式はサラワク大学現地で開催されます。当財団からも参加し、研究助成対象者の研究内容の発表や質疑応答、また奨学生への贈呈証書の授与などをおこないます。しかし今年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により日本からの渡航ができず、また学校も閉鎖となっており、残念ながら贈呈式はオンラインでの実施となりました。
2020年度の助成は、エネルギー・環境分野への研究6件と、12名への奨学金の助成です。研究内容の発表時には、現在フランスに留学中の参加者は、開催時間が真夜中なるにも関わらず、しっかり準備をした上で最後まで参加するなど、オンライン開催ではありましたが充実した内容となりました。
瀬戸口哲夫理事長からは、受給対象者に選ばれるための努力へのねぎらいと「奨学金や研究助成金を最大限に活用して自分の可能性を引出し発展させてほしい」という言葉が送られました。
大阪ガス国際交流財団からマレーシアへの教育関連の助成は1999年より行っており、今年度はサラワク大学へ約400万円の助成を行いました。来年度も引き続き助成を継続する予定です。
挨拶をする瀬戸口理事長 | 瀬戸口理事長と橋本専務理事が参加 |
サラワク大学の参加者たち | |