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    実験集合住宅「NEXT21」504住戸の改修完了と新しい居住実験開始のお知らせ

    2026年02月19日
    大阪ガス株式会社

       大阪ガス株式会社(社長:藤原正隆、以下「大阪ガス」)は、2024年6月に概要を発表しておりました実験集合住宅「NEXT21」504住戸の改修を完了しましたのでお知らせします。
        (2024年6月14日:大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」504住戸改修の概要発表別ウインドウで開く

      「NEXT21」は、近未来の都市型集合住宅のあり方について、環境・エネルギー・暮らしの面から実証・提案することを目的に、1993年10月に大阪ガスが建設した実験集合住宅です。竣工以来5〜6年ごとにフェーズを区切り、それぞれの時代背景を踏まえて設定したテーマのもと、主にDaigasグループ社員とその家族が実際に居住しながら、計5フェーズ31年間の実証実験で200を超えるプロジェクトを実施し、建物全体の省エネ・省CO2、都市における緑地の復元と環境共生、多様なライフスタイルに応じた住まいのあり方などに関する数多くの提案や発表、商品化などを実施してきており、現在、第6フェーズの取り組みを進めています。2024年度には「グッドデザイン賞」を受賞するなど、時代に合わせてコンセプトを変えながら、次世代のエネルギーシステムを取り込み、暮らしの在り方を継続的に実証・提案している点が高く評価されています。

       今回の504住戸の改修では、「和の居住文化の継承・発展」をテーマに、日本の伝統的な住まいで培われてきた次の3つのポイントに取り組み、和の居住文化を現代的に再構築することで心豊かな住生活と環境配慮の同時実現を目指しました。2026年7月からは、Daigasグループ社員とその家族が居住し、持続可能で心地よい住環境の実現に向けた検証を行います。


       1. 四季を感じる住まいと暮らし
    和の要素を活かし、季節やシーンごとに自在に変化を楽しめる住空間を設計しました。外とつながる風通しのよい大空間(続き間など)を確保したほか、季節やシーンに合わせて建具などの配置を自由に変えられます。
    居住実験では、平時や来客時、季節ごとのしつらえやもてなしの変化、家具や建具、中間領域※1の使い方、上下足(靴を脱ぐ・履く場所)の設定、団らんや食事の仕方、緑地との関わりなどを調査・検証します。
    四季を感じる住まいと暮らし
       2. 自然の力を活かす「パッシブデザイン」※2
    太陽光や風など、自然のエネルギーを上手に取り入れる設計で、快適さと省エネを両立しています。環境シミュレーションを活用し、日射取得・日射遮蔽・蓄熱・昼光利用・自然通風・断熱・気密といった自然の力を活かせる中間領域の計画や建具の使い方に反映しました。
    居住実験では、環境条件に応じた空間や建具、設備の使い方を検証し、環境やエネルギーの計測、快適さや温熱感の評価などを行います。
    自然の力を活かす「パッシブデザイン」
       3. 資源を循環させる「サーキュラーデザイン」※3
    「NEXT21」の既存住戸から回収した部材※4や、近隣から調達した廃材などを活用して改修しました。一般的な新規の建材を調達した場合と比較して、約8トンのCO2排出量を削減しています。※5 改修を通じて、部材回収のための丁寧な解体方法や作業量などの検証、部材の回収・利用に伴う環境負荷削減効果の評価などを行いました。
    資源を循環させる「サーキュラーデザイン」
    今回の改修方法でのCO2削減効果


       また、改修完了に合わせて、以下の日程で竣工報告会と特別見学会を開催します。

          ・竣工報告会
            大阪:2026年2月27日(金)
            東京:2026年3月5日(木)
          ・特別見学会

            2026年3月9日(月)〜 6月26日(金)

       詳細・お申込みは、公式サイトでご案内します。
          (NEXT21 504住戸 「竣工報告会」及び「特別見学会」/大阪ガス実験集合住宅NEXT21/大阪ガス別ウインドウで開く

       Daigasグループは、今後もこれからの暮らし方の研究・提案を通じて、低・脱炭素社会の実現に貢献し、暮らしとビジネスの”さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指します。


    (※1)

    外部と内部、公的空間と私的空間の中間に位置する領域。外部の自然や人と関わる場、ライフスタイルに応じた多様な活動の場となり、温熱環境のバッファーゾーンとしても機能する。

    (※2)

    太陽の熱や光、風などの自然のエネルギーを、機械に頼らず建物に取り入れる設計手法。

    (※3)

    サーキュラーエコノミー(循環型経済)実現のため、設計・製造・消費・使用・廃棄・再資源化などあらゆる段階で循環へのシフトを促し、モノやエネルギーの消費を抑えながら新たな経済的価値の創出を目指すデザインの考え方。

    (※4)

    再利用材料の一部として、床仕上げ材および床暖房の温水マットの再利用可能性を実験的に検証し、改修住宅において再利用している。

    (※5)

    速報。詳細は報告会で発表(同時にHPに掲載)。


    504住戸改修の設計・施工


    サーキュラーデザインに関する分析・評価


    実験集合住宅「NEXT21」の概要
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