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プレスリリース

「子どもたちの心と体の発達のための食」をテーマとした「第12回食育セミナー」を開催します

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2017年12月8日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏)は、CSR活動の一環として、教育・保育・行政・病院関係者を対象にした「第12回食育セミナー」を開催します。
 
 「食育セミナー」は、これまで教育・保育関係者の皆さまに対して食育に関する情報を提供することを目的に、平成21年2月より実施してきました。
 昨年の第11回目は、教育・保育関係者に加えて行政関係者の皆さまもご参加頂きましたが、第12回目の今回は、さらに病院関係者の皆さまにも輪を広げて、「子どもたちの心と体の発達のための食」をテーマに開催します。食育、子育て支援などに関わる皆様の情報共有の場として、ぜひご活用くださいますようご案内申し上げます。
 
「第12回食育セミナー」概要は、以下のとおりです。
 
  日時 2018年3月3日(土) 13:20 ~ 16:10
       
  場所 hu+gMUSEUM
大阪府大阪市西区千代崎3丁目南2番59号
       
  内容  
 
【基調講演  13:30~13:50】 「子どもたちの食の現状と食育推進計画」
 
・講師   農林水産省 近畿農政局
経営・事業支援部地域食品課 課長
    宮路 典彦 (みやじ のりひこ)氏
       
 
【講演I  13:50~14:50】 「心と体に優しい和食だしの魅力」
 
・講師   龍谷大学農学部食品栄養学科准教授
龍谷大学食の嗜好研究センター 副センター長
    山崎 英恵 (やまざき はなえ)氏
  【大阪ガスからの報告 14:50~15:00】
              「地域とつながる 心と体の発達のための食育活動」
       
 
【講演II  15:10~16:10】「子どもの健やかな成長・発達を支える食生活とは」
 
・講師   大阪母子医療センター 栄養管理室
副室長 管理栄養士・博士(保健学)
    西本 裕紀子(にしもと ゆきこ)氏
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  定員 250人
(先着順 定員になり次第、申し込み受け付けを終了)
       
  対象 教育関係者(学校教諭、栄養教諭、栄養士ほか)
保育関係者(保育士、調理員ほか)
行政関係者(食育、子育て、福祉、教育行政関係者ほか)
病院関係者(栄養士ほか)
       
  費用 無料
       
  後援 文部科学省様、農林水産省近畿農政局様、大阪市様、大阪府教育委員会様、兵庫県教育委員会様、奈良県教育委員会様、和歌山県教育委員会様、京都府教育委員会様、滋賀県教育委員会様、大阪市教育委員会様、神戸市教育委員会様、京都市教育委員会様
       
  申込方法 ホームページもしくは参加申込書に氏名、勤務先、住所などをご記入のうえ、食育セミナー事務局への郵送、FAXにてお申込ください。
       
     
食育セミナー事務局    
送付先 〒541-0047   大阪市中央区淡路町3-5-13
 関西ビジネスインフォメーション(株)内
      FAX 06-6201-5331
ホームページ https://www.osakagas.co.jp/shokuiku/13seminar/別ウインドウで開く
       
  申込期間 2017年12月14日(木)~2018年2月21日(水)
 
以上
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(参考)講演概要とプロフィール
  基調講演 :  「子どもたちの食の現状と 食育推進計画」
   
・講師   農林水産省 近畿農政局 経営・事業支援部 地域食品課
    課長 宮路 典彦 (みやじ のりひこ)氏
    【要約】
     国(農水省)、自治体が牽引する食育「食育基本法・第3次食育推進基本計画概要」について説明頂きます。最近の子どもたちや若い世代の食の調査結果、現状などを背景に、農林水産省における食育の推進、 和食文化の保護・継承、地産地消の推進などを紹介頂きます。
     
    【講師プロフィール】
     1985年農林水産省入省、2001年近畿農政局企画調整部消費生活課食生活啓発普及係長で食生活指針を担当。 2015年より農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課課長補佐(国産消費企画班)として、 地産地消の推進、学校給食における地場産農林水産物の消費拡大、国産農林水産物の理解増進・消費拡大の担当を経て、2017年より近畿農政局経営・事業支援部地域食品課長(現職)として、食育の推進、和食文化の保護・継承、地産地消の推進、 地理的表示制度を担当。
     
  講演I :  「心と体に優しい和食だしの魅力」
   
・講師   龍谷大学農学部食品栄養学科准教授
龍谷大学食の嗜好研究センター
    副センター長 山崎 英恵 (やまざき はなえ)氏
    【要約】
     和食の味わいの基盤ともなる出汁(だし)には、心や身体の健やかさを保つ様々な効果があることがわかってきています。だしのうま味や豊かな香りは、高い満足感を引き出すことができる和食のおいしさの要であり、うまく食事に取り入れることで脂質を減らす工夫につながります。また、和食だしの風味は副交感神経活動を亢進しリラックスした気分状態に移行させる効果が示されています。本講演では、こうした和食だしの健康増進効果に関する研究成果を紹介頂くとともに、和食だしの味わい体験を食育に取り入れることで期待される効果やその意義について紹介頂きます。
     
    【講師プロフィール】
     1970年大阪市生まれ。京都大学大学院農学研究科食品工学専攻博士課程修了。
博士(農学)。米国イェール大学医学部博士研究員、京都大学農学研究科食の未来戦略講座特定助教を経て、2015年より現職。専門分野は栄養化学、運動生理学、調理科学。食品摂取による生理学的効果やおいしさ・気分・自律神経活動変化をテーマとして研究に取り組む。だしのおいしさを大学生や海外に紹介するプロジェクトに取り組むとともに、料理人らと日本料理に関わる研究活動「日本料理ラボラトリー研究会」の活動に参加、2011年より同研究会会長。主な著書に「料理すること~その変容と社会性~(第3部「驚きを食べさせる」を担当)」「だしとは何か - だしの科学と機能」など。
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  講演II : 「子どもの健やかな成長・発達を支える食生活とは」
   
・講師   管理栄養士・博士(保健学)、大阪母子医療センター 栄養管理室
    副室長 西本 裕紀子(にしもと ゆきこ) 氏
    【要約】
     子どもにとっての食事とは、色々な食物を食べて必要な栄養を取り入れることと、味覚や嗜好の発達を促すという働きがあり、それによって心と体が成長・発達し生きるための基本的な能力を培う重要な営みです。不適切な食事による栄養障害は成長障害(低身長)や肥満・肥満合併症を引き起こします。では、不適切な食事とはどのような食事なのか、低身長や肥満・肥満合併症を予防・改善するポイントは何かを、豊富な栄養食事指導の経験と周産期・小児専門病院における臨床研究データをもとにお話し頂きます。また、味覚や嗜好の発達を促し、子どもの「食べる力」を健全に育んでいくための食環境についても説明頂きます。
     
    【講師プロフィール】
     大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校卒業。大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学研究科博士後期過程修了。1986年 大阪府立母子保健総合医療センター(現 大阪母子医療センター)入職~現在に至る。大阪府立大学臨床講師、同志社女子大学嘱託講師併任。小児専門の栄養士として数多くの疾患をもつ小児の栄養管理を行っており、患児と家族の食生活支援に取り組んでいる。2011年には小児専門の栄養管理の分野を開拓した功績が認められ、第33回母子保健奨励賞、毎日新聞社賞を受賞。著書:「こどもの心と体の成長・発達によい食事 こども病院の医師と栄養士による食育レシピ I妊娠期・乳児期、II幼児期、III学童期・思春期」ほか。
 
(参考)食育セミナー 第1~11回開催概要
 
  第1回 2009年2月7日
    「賞味期限と消費期限~食品表示の正しい知識」 徳江 千代子氏
    (東京農業大学教授・東京農業大学食品加工技術センター長)
    「アスリートの食」 朝原 宣治氏
    (北京オリンピック銅メダリスト・大阪ガス(株)人事部)
     
  第2回 2009年7月14日
    「スポーツ現場からの食育報告―心と体をつくる朝ごはん―」 海老 久美子氏
    (国立スポーツ科学センター・スポーツ医学研究部研究員)
    「アスリートの心と体を支える食」 奥野 史子氏
    (スポーツコメンテーター・バルセロナ・五輪銅メダリスト)
     
  第3回 2010年2月11日
    「食と健康を考える―明日をはぐくむ食 日本の子ども達に伝えたいご飯の力―」
   
アグネス・チャン氏
(歌手・エッセイスト・教育学博士・目白大学教員教授・農林水産研究員)
    「食とスポーツで健康を育てる-ファイターズへの栄養サポートを例に-」 柄澤 紀氏
    (日本ハム(株)中央研究所 管理栄養士)
  第4回 2010年7月10日
    「いただきますで育もう―食育授業のすすめかた―」 大谷 貴美子氏
    (京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授)
   
「からだ育てとコミュニケーション」  齋藤 孝氏 (明治大学文学部教授)
     
  第5回 2011年3月5日
   
「脳を育む食育」 川島 隆太氏 (東北大学加齢医学研究所 脳機能開発研究分野教授)
    「感じることで食を豊かに~フランスの『味覚教育』を取り入れた食育の進め方」
    佐藤 雅子 氏 (千葉大学教育学部附属小学校教諭)
     
  第6回 2012年3月24日
    「日本食の実力 ~子どもと一緒にごはん」服部 幸應氏
    (学校法人服部学園理事長、服部栄養専門学校校長  
    医学博士/健康大使、内閣府 食育推進会議委員)
    「日本のフードガイドと食育:子どもの「食」の力を育むために」
    武見 ゆかり 氏 (女子栄養大学大学院教授、内閣府 食育推進会議委員)
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  第7回 2013年3月2日
    「“こころ”を癒す食卓」室田 洋子(むろた ようこ)氏
    (聖徳大学児童学部児童学科(前)教授、兼任講師
    専門:発達心理学・臨床心理学(臨床心理士))
    「食体験が育む“こころ”~イヤシさは身を助ける!?」一条 ゆかり 氏 (漫画家)
     
  第8回 2014年3月21日
    「世界に誇る日本の根本料理が教え伝えること、天の恵みをいただく」
    棚橋 俊夫(たなはし としお) 氏(精進料理人)
    「家のご飯が育む未来~毎日食べる和食の作り方」
    土井 善晴(どい よしはる) 氏 (料理研究家)
     
  第9回 2015年3月14日
   
第1部
  「園・学校における食物アレルギー対応について」 伊藤 浩明(いとう こうめい) 氏
  (あいち小児保健医療総合センター 副センター長)
  「困難を乗り越えて~だからこそ伝えられること~」鈴木 明子(すずき あきこ) 氏
  (プロフィギュアスケーター)
第2部
  アレルギー除去メニュー“なかよし給食”料理講習会
社会福祉法人 友愛福祉会おおわだ保育園
  理事長 園長 馬場 睦代(ばば むつよ) 氏
栄養士 安田 紀美代(やすだ きみよ) 氏 
     
  第10回  2016年3月26日
    テーマ「子どもの健康~のびゆく体をささえる食~:食とスポーツ」
   
第1部
  「コオーディネーション運動 ~運動欲求と食欲との狭間~」
  国立大学法人 徳島大学大学院 教授 荒木 秀夫(あらき ひでお)氏
  「成長に応じた運動指導と食事について」
 
特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会
理事 油谷 浩之(あぶたに ひろゆき) 氏
第2部
  子どもの健康~のびゆく体をささえる食~:アレルギー料理講習会
  「運動する子ども向けアレルギー対応メニュー」
 
   日本ハム株式会社中央研究所管理栄養士
北海道日本ハムファイターズ 栄養管理担当  八巻 法子(やまき のりこ)氏
     
  第11回  2017年2月25日
    テーマ「生きる力と地産地消の食」
   
  「今、求められている生きる力とは?~食との関係」
  昭和女子大学理事長・総長  坂東 眞理子(ばんどう まりこ)氏
  「地産地消を通じた まちづくり」
 
今治市 産業部長  安井 孝(やすい たかし)氏
 
以上

チラシ (3488KB)

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