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湖西線沿線の強風を高精度に予測するシステムの本導入について~JR西日本のデータサイエンスと大阪ガスの気象予測技術による共同開発~

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2025年1月15日
西日本旅客鉄道株式会社
大阪ガス株式会社

   西日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:長谷川 一明、以下「JR西日本」)と大阪ガス会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)は、2019年より強風予測に関する共同研究を開始し、湖西線において2022年より強風予測システムの試験導入を行ってきました*1。このたび、試験結果が良好だったことから、2025年2月より本システムの本導入を開始します。これにより、特急サンダーバードの不必要な迂回運転の削減やそれに伴う北陸新幹線つるぎの安定性向上、湖西線内の普通列車の運転可能区間の延長が見込まれます。
   両社は、お互いの強みを掛け合わせて生まれた強風予測システムの活用により、鉄道の安全性と利便性の向上に貢献してまいります。

1.強風予測システム導入の背景
   JR西日本においては、長時間の強風が見込まれる場合には、急な運転見合わせや駅間停車を防止するために、事前に運転を見合わせることとしています。特に湖西線は、強風が吹きやすいエリアを運行しているため、気象予測に基づき特急サンダーバードを琵琶湖線経由で運転することや普通列車の運転を見合わせることとしています。
   列車運行の安全性の更なる向上や運転見合わせ時における代行輸送の確保を目指し、JR西日本のデータサイエンスと大阪ガスの気象予測技術を組み合わせ、湖西線沿線の強風を高精度に予測するシステムの共同開発を行うこととしました。

2.強風予測システムの概要
強風予測システムの概要

■システム構成イメージ
システム構成イメージ

*1: 大阪ガスとJR西日本、気象予測とデータサイエンスで協業。湖西線に高精度な強風予測システムを試験導入。
  (2022年6月発表)Webページはこちら別ウインドウで開く

以上

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