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プレスリリース

台湾CPC社とのe-メタンをはじめとしたカーボンニュートラルに関する共同検討の開始について

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2023年9月28日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆)は、台湾の国営石油・ガス事業者である台湾中油股有限公司(以下「台湾CPC社」)と、台湾におけるe-methane*1(以下「e-メタン」)導入をはじめとした、カーボンニュートラルに関する共同検討を開始するための契約を締結しました。

 当社と台湾CPC社は、LNG調達分野での協業関係に加えて、Daigasグループが1990年に台湾CPC社の永安LNG受入基地の初期工事における試運転を支援して以来、同社のLNG受入基地に関わる事業へ継続的に従事し、強い信頼関係を築いてきました。
 Daigasグループは、e-メタンを都市ガスのカーボンニュートラル化を実現する新エネルギーとして普及させるため、日本国内での技術開発・実証に加え、北米、南米、豪州、中東、東南アジアなどでのe-メタン製造事業の可能性を検討しており、日本を含むアジア地域のカーボンニュートラル化に向けて、アジア地域でのe-メタンの利用・普及を目指しています。

 本検討では、台湾CPC社におけるカーボンニュートラルに向けた取り組みとして、e-メタンを台湾に導入し利活用する検討や水素、アンモニア、バイオガス等の新エネルギー分野に関する検討を共同で実施します。

 水素の利用形態の一つであるe-メタンは都市ガスとほぼ同じ成分であり、既存のLNGの液化・輸送設備および都市ガスインフラやお客さま先の燃焼機器を利用できるため、社会コストを抑制しながら都市ガスのカーボンニュートラル化へのスムーズな移行に貢献することが可能です。

 Daigasグループは、2021年1月に発表した「カーボンニュートラルビジョン」や2023年3月に発表した「エネルギートランジション2030」*2のもと、脱炭素社会に貢献する技術・サービスの開発に取り組み、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。

*1: グリーン水素などの非化石エネルギー源と二酸化炭素を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称。
*2: 2023年3月9日「Daigasグループ エネルギートランジション2030の策定について」で公表済
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■台湾CPC社

台湾CPC社

以上

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Daigasグループの「2050年脱炭素社会実現」に向けた挑戦
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