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プレスリリース

Daigasグループ エネルギートランジション2030の策定について

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2023年3月9日
大阪ガス株式会社

 Daigasグループは、エネルギーの安定供給・保安の確保とエネルギーのカーボンニュートラル化の両立を目指した取り組みを目指しており、(1)エネルギーの低・脱炭素化への移行に向けた道筋の全体像と、(2)2030年に向けた当社グループの具体的な取り組みやお客さまにご提供できるソリューションをとりまとめた「Daigasグループ エネルギートランジション2030」を策定しました。

 当社グループは、2021年1月公表の「Daigasグループ カーボンニュートラルビジョン」に掲げたガス体エネルギーの脱炭素化、電源の脱炭素化、水素ローカルネットワーク供給に向けた様々な取り組みを行ってきました。エネルギー市場におけるボラティリティ(価格変動)の増大や、エネルギーの安定供給の重要性が再認識される中、お客さまの利用特性に合わせて、国のエネルギー基本政策であるS+3E*1を踏まえた最適なエネルギーをご提供できるよう、新たな技術・サービス開発やサプライチェーン構築を推進しています。
 今後も、再生可能エネルギー電源の拡大、火力電源のゼロ・エミッション化、都市ガス供給のカーボンニュートラル化に向けた2030年e-methane*2の1%導入*3、水素・アンモニア燃焼技術の開発、二酸化炭素(以下「CO2」)バリューチェーン構築などを通じ、安定供給・保安の確保とともにエネルギートランジション(エネルギー転換期)を牽引します。

 また、カーボンニュートラル実現のための技術革新・新たなサプライチェーン構築には多くの時間や社会的コストがかかることから、それまでの確実な低炭素化が重要となります。そのため、当社グループの活動を通じた社会全体へのCO2削減貢献と、当社グループにおける国内サプライチェーンのCO2排出量削減を目指したロードマップに基づき、着実なCO2低減を遂行していきます。

 当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて、多様な社会課題の解決につながる「ミライ価値」の共創に、引き続きステークホルダーの皆さまと共に取り組んでまいります。

*1: 安全性 (Safety)、安定供給 (Energy security)、経済効率性 (Economic efficiency)、環境性 (Environment) に基づきエネルギー供給を行うという原則
*2: グリーン水素等の非化石エネルギー源を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称
*3: 2020年度都市ガス販売量ベースで6,000万m3/年

以上

Daigasグループ エネルギートランジション2030 (7,335KB)

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