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プレスリリース

水素発生装置製造技術の海外展開について~ヒュンダイ・ロテムへの技術供与による水素インフラ構築に貢献~

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2022年8月3日
大阪ガス株式会社
Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:藤原正隆、以下「大阪ガス」)の100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューション株式会社(社長:後藤暢茂、以下「DGPS」)は、韓国の自動車製造事業者であるヒュンダイモーターグループ(Hyundai Motor Group)の傘下のヒュンダイ・ロテム(Hyundai Rotem Company、以下「HRC」)と水素発生装置の製造・販売に関する業務提携を拡大し、HRCによる韓国国外への販売を可能にしました。

 Daigasグループは、大阪ガスが従来から持つ触媒技術を応用して、2003年よりオンサイト型のコンパクト水素発生装置「HYSERVEシリーズ(*1)」の開発から販売までを行ってきました。2013年には時間当たり300Nm3の水素を発生する「HYSERVE-300」を開発し、水素ステーション用途を主としてDGPSが日本国内で製造・販売を行ってきました。そして2019年に、HRCに対して韓国国内での製造・販売を許諾し、HRCが韓国国内の水素ステーション普及のニーズに対応してきました。
 今回、韓国国内での製造と運転実績をうけて、HRCによる水素発生装置の韓国国外への販売を可能にし、世界展開を図ることとしました。これにより、全世界的な低・脱炭素社会の実現に向けての大きな課題となっている、水素インフラ構築への貢献を目指します。
 当該水素発生装置の製造・販売は、「Hy-Green」のブランド名でHRCが行います。HRCは水素サプライチェーンを拡大するため、様々な水素モビリティ(小型自動車、バス、トラック、建設機械、鉄道、船舶およびドローンなど)のための水素ステーションならびに燃料電池発電所およびバイオガス*2を用いた水素製造設備向けに「Hy-Green」を販売する予定です。HRCは既に「Hy-Green」の製造工場を立ち上げて量産体制を整えており、海外のお客さまからのDaigasグループへの引き合い分も含めて対応する予定です。

 Daigasグループは、今後も国内で培ったノウハウやこれまでに構築した海外事業基盤を最大限活用し、上流から中下流まで海外エネルギー事業の拡大を進めることを目指していきます。

*1: Daigasグループが開発から販売までを行う水素発生装置。現時点で、36台の国内販売実績を有する。
<HYSERVE-300販売に関するプレスリリース>
Webページはこちら別ウインドウで開く
*2: 下水汚泥や生ごみなどのバイオマス資源から発生し、一般的にメタン約60%とCO2約40%で構成されるガス

1.HYSERVEとHy-Greenの外観

HYSERVEとHy-Greenの外観

2.会社概要

会社概要

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Daigasグループの「2050年脱炭素社会実現」に向けた挑戦
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