2021年6月1日
大阪ガス株式会社
大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆)は、米国シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルWiL, LLC(CEO:伊佐山 元、以下「WiL」)が運営するベンチャー投資ファンド「WiL Ventures III, L.P.(以下「WiL Ventures III」)」に出資する契約を本日締結しました。
WiLは、2013年に設立されたファンドマネジメント会社で、ベンチャー企業への豊富な投資経験とIoTやウェブサービスなどの先進的な技術、サービスの知見を元に、日本大手企業との新規事業を創出するとともに、イノベーションの推進に必要な人材の育成支援も行っています。WiL Ventures IIIは、主な投資分野にデジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)関連分野やサステナビリティ分野を含み、イノベーションを目指す日本の複数の大手企業などが出資するベンチャー投資ファンドです。
Daigasグループは、長期経営ビジョン*1において「お客さまの期待を超える商品・サービス」の提供を掲げています。2018年4月にはイノベーション本部を創設するとともに、「WiL Fund II, L.P.」に出資*2し、Daigasグループのニーズに合致したベンチャー情報探索、新規事業創出およびイノベーションマインド醸成などのイノベーション活動を推進してきました。さらに、2021年4月には「DX推進委員会」を新設し、トップマネジメントのもと、DXをスピード感をもって進め、中期経営計画2023で掲げたミライ価値*3の創造に取り組んでいます。
今後、WiL Ventures IIIへの出資を通じたイノベーション活動の継続と、日米を中心としたDX関連分野を含むスタートアップへの出資・連携を図るとともに、WiLの新規事業創出に関する知見を活用することで、IoTやAIなどのデジタル技術を活用したより便利なサービスやビジネスソリューションの実現を目指します。
Daigasグループは、今後もデジタル技術の活用を推進し、お客さまの暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。
*1 | : | 「Going Forward Beyond Borders 2030」 |
*2 | : | 2018年4月26日「米国ベンチャーファンド WiL Fund II, L.P. への出資について」で公表済 (Webページはこちら) |
*3 | : | 「低・脱炭素社会の実現」、「Newノーマルに対応した暮らしとビジネスの実現」、「お客さまと社会のレジリエンス向上」 |
1.WiL, LLCの概要
2.WiL Ventures III, L.P.の概要
Daigasグループが持つ技術力やグローバルに展開する事業活動を、Webサイトページ「ENTERPRISE FUTURE」で紹介しています。
以上
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