
年々エースとしての存在感を増している大宮投手。今年も先発、リリーフを問わず好投を重ね、チームを支えています。
――― 近畿地区第1代表、おめでとうございます。予選では先発、リリーフと大活躍でした。毎年活躍できる要因はどこでしょうか
あらゆることで前年を越えたいと思っていて、毎年キャリアハイを目指しています。現状維持を良しとせず、球種だったり配球だったり、去年にはなかったものを1つは増やしたいので、冬に入る前に「来年はこれを修得できるように」と目標を掲げトレーニングに取り組むことではないでしょうか。
――― 今年、新たに増えたものは何ですか
昨年は二つ反省点がありました。一つは春先にケガをして戦列を離れたこと。もう一つは、7イニングで120球ほど要する試合が多く、分析すると変化球の精度が課題だったことです。そこで冬場は、身体づくりと変化球を磨くことに重点的に取り組みました。今は、そのどちらも成果が出ていると感じています。
――― 大宮投手は、先発、リリーフ、クローザーとどこでも投げられるのが魅力です
都市対抗や日本選手権は一発勝負です。調子のいい投手は、連投になっても臆せずマウンドに上がるものだと思っています。主戦として投げさせてもらっている以上、「疲れているので明日は無理です」とは言いたくありません。それだけの練習を積んできた自負もあります。4月には希望していたマシンも導入していただくなど、環境も整えてもらっているので、言い訳はできません。
――― 投手陣最年長で若手選手たちを引っ張る立場として、心がけていることはありますか
新人の田村や遠藤らは、先発して完投する力もあり、とても頼りになります。彼らに練習の仕方だったり量だったりを、僕が彼らに押しつけることはありません。ただ、次のステージを目指して欲しいとも思うので、のびのびと野球に取り組める雰囲気づくりには気を配っているつもりです。
――― 第1代表を決めた今、都市対抗へ向けての思いを聞かせてください
都市対抗、日本選手権の2大大会に出場しなければというプレッシャーは、年を追うごとに大きくなっています。2023年の日本選手権で優勝したときのスタンドの応援の凄さは今でも忘れません。勝ち進むごとに観に来てくださる方の数が増え、決勝戦は、それはもう凄かったです。あの盛り上がりに、自分たちの戦いがあれほど皆さまを奮い立たせるのかという驚きと、野球部としての責任を感じました。また、若手の選手たちにも、優勝したときの景色を見せたいとも思います。その意味では、第1代表とはいえ、スタート地点に立ったところだと思っています。
――― 東京ドームでどのようなピッチングを見せてくれますか
ピンチでも力まず、冷静に投げることを心がけたいです。東京ドームには強打者がそろうので、一球一球を丁寧に投げ込み、勝つピッチングで結果を出したいと思います。それが、野球をやらせてもらっている会社や、日頃から応援してくださる皆さまへの恩返しです。大阪ガス硬式野球部のファンが、1人でも増えたら嬉しいですね。











