
度肝を抜く一発はお手のモノ!
社会人二年目の飛躍を誓う、主砲、末包外野手
187cm、100kgという体格から想像がつくように、大砲としての活躍を期待されながらも、快音が聞かれず苦労した末包昇大選手。しかし、今年は違う。もう「末包って誰だ?!」とは言わせない。
――― 一年目だった昨シーズンを振り返ってみていかがですか
社会人野球に対応することで精一杯で、気がつけば終わっていたという感じですね。昨年を振り返ると、ボール球を振ってしまったり、状況が変わっても同じようなバッティングをしていたりと、考えて野球ができていませんでした。
――― 今年こそは、という気持ちが強かったと思いますが、公式戦が次々と中止になってしまいました
正直、モチベーションを保つのが大変でした。が、全体練習ができない期間中、橋口監督から選手へ「どうすれば都市対抗で優勝できるのかを考えるように」という課題を与えられたことで、自分へ期待されていること、期待に応えるために何をしなければいけないのかなどを考えました。そういう時間を持てたことで自身の改善点を把握し、新たな打撃フォームを身につけることができました。
――― 6月から全体練習が再開されて7月からはオープン戦も始まりましたが、調子はいかがですか
8月の猛暑で体力が消耗気味でしたが、今また上向いてきました。打率が.379(8月26日時点)と、とても良い感じです。四番を任せてもらえているので、やるしかないと思っています。
――― 都市対抗予選への意気込みを聞かせてください
やっと試合ができます! 昨年は前年度優勝チームとして予選がなく本戦へ出られたので、二年目にして都市対抗予選初体験ですが、臆せず、試合ができる喜びを噛みしめながら臨みたいです。
昨年は公式戦にほぼ出ていないので、みなさん「末包って誰?!」という状態だと思います。長打力や思い切りの良さを見失わず、ここぞという場面でフルスイングでホームランを狙い、皆さまの印象に残る活躍をしたいと思います!!