
エース阪本投手は今年も健在
東京ドームでのリベンジを誓う
阪本大樹投手の活躍なくして、昨年の日本選手権での優勝はなかっただろう。それだけに今年も阪本投手への期待は大きい。連覇を逃した都市対抗でのリベンジを果たしてほしい。
――― 全体練習ができなかった期間中、どのように過ごしていましたか
ウエイトトレーニングを中心に自主練習をしていました。球速アップを目的に下半身強化を図るためです。それまでよりも60キロ以上重い負荷をかけられるくらいにまでになりました。7月から始まったオープン戦で球速が上がっているので、トレーニングの成果を感じています。
――― 球速に課題を感じていたのでしょうか
というよりも、無失点に抑えるという結果にこだわっていて、その為には球速を上げることも必要だと考え、取り組みました。オープン戦で投げてみて、失点することはありましたが大崩れしないので、まずまずだと思っています。とにかく今季、自分の中での目標は、公式戦で無失点に抑えること。少しでも昨年より良いピッチングをして相手打線を抑えたい、と思っています。
――― 9月7日に都市対抗予選の初戦が決まりました。今のお気持ちは
緊張感のある試合を待ち望んでいましたので、“やっときた!”という感じですね。今年初の公式戦ですから実際に予選前である今は、多少不安もあります。ですが、次々といろんな大会が中止になる中、都市対抗だけは開催されると信じることで何とかモチベーションを保ち練習に励んできましたから、楽しみの方が大きいです。初戦で投げてチームに勢いを付つけたいですね。
――― 応援に行きたくても行けないファンの方へ、予選への意気込みを聞かせてください
大阪ガス硬式野球部を応援してくださっている皆さまの声は、日ごろから僕たちに届いています。球場に皆さまの姿がないのは寂しいですし残念ですが、姿がなくても心は一つです。一緒に日本一を目指しましょう!