
昨季はベスト9に!
頼れる五番の副主将
持ち前のバッティングが炸裂し、昨季はベスト9にも選ばれる活躍を見せた古川昂樹選手。残念ながら今年は数々の公式戦が中止となり、活躍を見ることができませんでしたが、都市対抗野球大会出場を決め、再び古川選手からの快音が聞けそうです。
――― 予選を振り返ってみていかがですか
フォアボールが多かったことや際どいコースへ投げ込まれるなど、相手からの強い警戒を感じました。その中でコンスタントにヒットを打てたので、できることはやったという自負はありますが、打点ゼロだったので、もっとできたのでは・・とも感じています。
――― 昨年よりも進化している部分はどこですか

昨季は引っ張った打球が多かったので、今年は逆方向にも打てるように取り組んできました。広角に打てるようになれば、よりヒットを打てる確率が上がりますから。トレーニングは継続していますし、バットもしっかり振り込めているので、今はさらに調子が上がってきていると実感しています。
――― 今季チームでの五番の役割をどう感じていますか
僕の前には、三番・清水、四番・末包と1、2年目の選手がいます。彼らが打てなくても僕がカバーできるようにと思っています。僕が新人の頃そうでしたが、自分の後ろで先輩選手が打ってくれたことで気楽に打席に立てていました。そこから自分もノッテいけたし、先輩選手の存在が心強かったです。僕も、若い彼らが結果を気にせず思い切って打つことのできる頼れる五番であろうと。そこにやりがいを持っています。
――― 副主将としての顔もあります
今年は新型コロナの影響で、例年行っている選手の親睦を深める行事が全くできずにいます。その分、練習時にいろんな選手へ声がけすることで、コミュニケーションをとっています。
3名の補強選手は、一人ずつ異なるチームからの加入ですが、僕たちの賑やかで明るい雰囲気にすでに馴染んでくれていますし、本戦までの公式戦、オープン戦を戦うごとに、より一体感が生まれると思います。
――― 日本一へ向けて意気込みをお願いします
普段、僕たちはスタンドにいる多くの方々から力をいただき、背中を押してもらっています。社内でも、日頃から「頑張れ」と声をかけていただけて、本当にありがたいです。大応援団がいない中での試合は寂しくもありますが、声援を送っていただけていると信じ、皆さまの気持ちを胸に戦ってきます。
