
橋本 典之 外野手
今季、ノーヒットの試合がないほど打撃好調。小さな体で長打を放つ打撃、足を生かした走塁を見せ、脅威の一番打者としてチームをけん引しています。
―― 都市対抗の結果を振り返りつつ、日本選手権に向けた現在の取り組みを教えてください
都市対抗でベスト8まで勝ち上がれたのはチームの力がついてきた証拠ですが、もっと成長していかないと日本一には届かないと感じました。得点力に課題を感じたので、実戦をより意識したケースバッティングを中心に練習に励んでいます。調子がいい時は感覚でも打てますが、そうでない時の対処法をどれだけマニュアル化して、打率を上げられるか。日本選手権まで限られた時間ですが、さらに調子を上げていきます。
―― 打撃に悩んだ昨季と比べ、今季は好調をキープしています。変化のきっかけがあったのでしょうか?
プライベートなことなので少し照れくさいですが、昨年結婚して子どもが生まれたことが本当に大きかったです。
もともと四六時中、野球のことばかり考えてしまうタイプで、試合前夜に動画を見て「これいいかも」と思い立つと、試したくなって眠れなくなることがよくありました。でも家族ができたことで気持ちが切り替えられるようになり、野球とのベストな距離感が取れるようになったんです。おかげで打席に入った時も頭の中がシンプルになり、目の前のピッチャーとの対戦に集中できるようになりました。この変化は自分でも予想外でした。
―― 社会人選手として今後の目標や、理想とする選手像はありますか?
「ミスター社会人」と呼ばれるような選手になることです。ベストナイン選出、そして都市対抗と日本選手権でのMVP獲得を目指したいですね。
1、2年目の頃は実力とかけ離れた目標ばかり追っていましたが、昨年のスランプなどを乗り越えて、今は着実にステップアップしながらそこを目指したいと思っています。結果を出すことが自分の仕事なので、とにかく結果を積み重ねていきたいですね。
―― 大阪ガスは3年ぶりの日本選手権出場となります。大会への思いを聞かせてください

前回出場した際は優勝しましたが、3年が経ち、どんな感じだったかすっかり忘れてしまいました。それくらい間が空いたので、チーム全員がフレッシュな気持ちで挑めると思っています。
また、日本選手権は地元開催だけに多くの方がスタンドを埋めてくださいます。声援が本当にすごくて、「自分たちは応援してもらえているんだ」と実感します。打席での集中力が段違いに上がりますし、守備でも「あとボール1個分、手が伸びて届く」みたいな感覚になるんです。あの声援の中で野球ができる幸せを噛みしめています。
―― そんな日本選手権への意気込みとメッセージをお願いします!
自分のバッティングで流れを作り、チームを引っ張っていきます。残された野球人生は、決して長くはないと思っています。だからこそ、どんなに苦しくても楽しみながらプレーし、そして、チーム一丸となって日本一を目指します!ぜひ球場へ足を運んでいただき、熱いご声援をよろしくお願いいたします!










