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第48回日本選手権野球大会

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稲垣投手

日本選手権大会出場の立役者
エースに名乗りを挙げた稲垣豪人投手

今季途中で先発の座をもぎ取り、日本選手権大会予選で社会人野球での先発デビューを果たしました。予選では2戦2勝と、勝負強さを見せつけ、今、大阪ガスで最も頼れる投手となった稲垣豪人投手に話を聞きました。

―― 日本選手権予選では3試合中2試合に先発し勝利に導きました

3対2で勝った初戦のミキハウス戦は、社会人になって公式戦初先発でした。6イニング投げて自責点1。粘り強く投げ少ない失点でと思っていたので、かなりの自信になりました。

―― 稲垣投手のこれまでの投手としての役割を教えてください

学生時代はずっと先発を任されてきました。速球派というよりは、総合力で相手を抑えるタイプで、6種ある持ち球を駆使して打ち取る派です。長いイニングを投げて試合を作り、チームを勝たせる投球をするのが得意です。いつの試合も調子の上下なく全球種を投げられる自信があります。
入社1年目の昨季は中継ぎ登板のみ、今季の都市対抗予選中も中継ぎとして投げさせていただきました。ある程度抑えられたので仕事はできたと思いますが、希望はあくまで先発。都市対抗予選でのリリーフと言う立場は、僕にとってはまだ信頼を得られていないということだと感じ、満足いくものではありませんでした。

―― 予選ではいずれも大事な場面で先発しました

都市対抗予選に負けてチームを一から作り直すということで、夏に約30試合、練習試合をする中で先発し結果を残せたので、チームメイトから少しずつ信頼を得ることができたのだと思います。日本選手権では必ず先発すると決めていたので嬉しかったです。

―― 公式戦初先発はいかがでしたか

稲垣投手

前田監督から先発を伝えられたときはもの凄く嬉しかったのですが、さすがに思ってもないプレッシャーを感じまして、試合前日の夜はなかなか寝付けず困りました(笑)

―― 代表決定戦となった二度目のミキハウス戦は、負けたら予選敗退決定という大事な一戦。違ったプレッシャーがあったのでは

大学時代もそういうところでの登板を経験していたので、自分ができることをやれば大丈夫だ」と思いながら、いつも通り投げました。ただ、負けたら終わりは相手も同じで、しかも、前回うちに負けていることもあって凄みを感じました。ですから、気持ちを引かず相手の凄みを上回るつもりでマウンドに上がりました。

―― マウンド上では何にも動じず、淡々と投げている印象です

僕は、どちらかといえば、表情や態度を変えずに投げるタイプです。というのも、以前、イチローさんについて「ヒットを放ったことを喜ぶと、相手は『この程度で喜ぶのか』と力量を測られるので、どんなプレーにも感情を露わにしない」という内容が書かれた記事を読んで以来、真似るようになりました。それだからか、大崩れしないようにもなりました。僕自身、「稲垣が投げれば抑えてくれる」と信頼される投手を目標にしていますし、予選ではそれができたかなとは思います。

―― 職場の反響はいかがでしたか

決定戦では、所属部署の方々がモニター観戦で応援してくださっていて、試合後に多くの方から、おめでとうメールをいただき、本当に嬉しかったです。頑張ってきてよかったなと思えた瞬間でした。

―― 最後に、本戦へ向けて意気込みを聞かせてください

稲垣投手

現在、改めてチーム内でレギュラー争いをしているところですが、第一目標は、初戦で先発を任されること。アマチュア最高峰の場所で先発させていただけることは、やり甲斐があります。先ほど、僕は総合力で勝負する投手と言いましたが、大会までに変化球の精度をもう一段階上げて、大阪ガスで信頼されるピッチングを目指したいです。
京セラドームへは、多くの社員や関係者の方々が応援に駆けつけてくださると思います。スタンドのみなさまからも「稲垣なら大丈夫だ」と信頼していただけるような投球を披露したいです。野球人生で未経験の日本一を、大阪ガスで経験できるよう頑張ります。