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    OMS戯曲賞候補作家による
    “「華岡青洲の妻」(作:有吉佐和子)の舞台化”をモチーフにしたドラマを、
    和歌山・大阪で上演いたします。

    2014年7月22日
    大阪ガス株式会社

    大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕)は、ラジオドラマ&朗読劇シリーズ「イストワールhistoire(以下、イストワール)」の第4弾として、有吉佐和子・作「華岡青洲の妻」の舞台化をモチーフにしたドラマ『秋茄子のススメ』を、朗読劇として、8月7日(木)に和歌山で、8月9日(土)に大阪でそれぞれ上演します。

    「イストワール」は、関西に実在した人物や実際に起こった事件などを題材にしたラジオドラマシリーズで、後世に語り継がれる実力のある作品づくりを目指しています。OMS戯曲賞*1の最終選考に残った劇作家がラジオドラマを書き下ろし、当社提供のMBSラジオの番組で放送するとともに、朗読劇として上演するもので、今回が4回目となります。

    今回シナリオ制作に当たったのは、第19、20回OMS戯曲賞の最終選考候補作家・岡部尚子氏。同作品は、和歌山市出身の作家、有吉佐和子氏の小説『華岡青洲の妻』の舞台化を題材にして、佐和子氏がこの作品づくりに込めた思いを描き出したものです。

    「OMS戯曲賞」は昭和60年に当社が開設した複合文化施設「扇町ミュージアムスクエア*2(以下、OMS)」の10周年記念事業として平成6年に創設しました。次代を担う新しい劇作家を発掘するだけでなく既に評価を得ている劇作家にも活躍の場を与えることを目指しており、関西における演劇・戯曲創作を支援する賞として高く評価されています。

    当社は、「OMS戯曲賞」や「イストワール」を通じて、劇作家の育成や支援を行い、関西の文化活動の振興に貢献してまいります。

    *1
    関西2府4県で活動する劇作家を発掘する賞。前年に書き下ろし上演された作品を対象に、大賞・佳作を1作ずつ選び、各受賞者には賞金が、更に大賞作品には再演支援金を贈呈。また、受賞作品と選評や選考過程を収録した冊子「OMS戯曲賞」を出版している。
    *2
    大阪ガスの旧北支社の社屋を活用し、劇場・映画館・雑貨店・レストラン・ギャラリー・アトリエなどを併設した複合文化施設として、昭和60年3月に開館。平成15年3月に閉館するまで18年にわたり、若者文化の情報発信拠点として、さまざまな表現の創作と発表の場を提供した。


    「イストワール」第4回の概要は、以下のとおりです。

    ■ラジオドラマシリーズ「イストワール」 第4回『秋茄子のススメ』
    作・演出 : 岡部尚子
    華岡青洲の妻
    出  演 : 楠見薫、和泉敬子、上瀧昇一郎、古谷ちさ
    原  作 : 有吉佐和子「華岡青洲の妻」新潮社
    内  容 : 『華岡青洲の妻』は、世界で初めて全身麻酔を用いた乳がん手術を成功させた和歌山出身の医師・華岡青洲の功績を、その妻・加恵(かえ)と、姑・於継(おつぎ)の対立と愛情をテーマとして描いた作品です。
    『秋茄子のススメ』では、舞台で『華岡青洲の妻』を演じる2人の女優、小沢真由子(おざわ・まゆこ)、高津春代(たかつ・はるよ)の物語として、有吉佐和子さんが作品に込めた思いを描いています。

    <和歌山公演>
    日 時 : 2014年8月7日(木)18:30〜
    会 場 : 和歌山市民会館 市民ホール
    和歌山県和歌山市伝法橋南ノ丁7番地 TEL:073-432-1212
    入場料 : 無料
     *和歌山市主催の「有吉佐和子没後30年特別展」の関連企画として上演。

    <大阪公演>
    日 時 : 2014年8月9日(土)16:00〜/19:00〜
    会 場 : 大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
    大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館タワーC713号 TEL : 06-6205-2366
    入場料 : 1,500円
    以上
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