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プレスリリース

Honda Automobile(Thailand)Co., Ltd.向けオンサイトエネルギー供給プロジェクトII期工事の竣工と供給開始について

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2017年11月30日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
大阪ガス株式会社

 新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「NSENGI」)と、大阪ガス株式会社(代表取締役社長 本荘 武宏、本社:大阪市中央区、以下「OG」)が子会社であるOsaka Gas Singapore Pte. Ltd.(社長 米田 哲二、以下「OGS」)を通して共同出資するタイ王国現地法人NS-OG Energy Solutions (Thailand) Ltd.(出資比率:NSENGI 70%、OGS 30%、以下「NSET」)は、Honda Automobile(Thailand)Co., Ltd.プラチンブリ工場向けオンサイトエネルギー供給プロジェクト(※1)II期工事を竣工し、11月からエネルギー供給を開始しました。同工場I期工事は2015年7月に冷凍機と温水ボイラによる冷温水の供給が始まり、今回のII期工事竣工によって、計画されていた全てのオンサイトエネルギー供給が可能となりました。これは昨年12月のLuckytex (Thailand) Public Company Limited社向け、本年5月のYokohama Tire Manufacturing (Thailand)社向けに続き、同国3件目となります。
 
 本プロジェクトは、ガスエンジンによる発電後の排熱から蒸気・温水の双方を回収し、冷温水として供給する高効率コージェネレーションシステムの導入により、15年間にわたり電気と熱(温水、冷水)の供給を行い、工場内の省エネを図るものです。NSETが、コージェネレーションシステムの建設からオペレーション、ガスの調達まで全て行う「エネルギー・ワンストップサービス」を提供するビジネスモデルとなっております。
 環境面においては、CO2排出量が大幅に削減(※2)され、地球温暖化防止に向け大きな効果が期待できます。さらに、系統電圧が低下した際には速やかに自立運転に移行し、コージェネが非常用電源として単独でのエネルギー供給を継続することが可能なため、系統事故時における工場の操業安定化にも貢献できます。
 
 引き続き、両社(NSENGIおよびOG)は、これまでの豊富な建設及び操業・保守経験を活かし、環境性・経済性に優れたエネルギーエンジニアリングソリューションを提供することで、低炭素社会の実現に向けた顧客企業の取り組みに貢献し、タイ国における事業拡大を図ってまいります。
 
  (※1) コージェネレーション設備エンジニアリングに加え、設備の操業(運営・維持管理)サービスを提供するプロジェクト
  (※2) CO2削減量5,000t-CO2/年(現地性能試験結果に基づく試算 )
 
【プロジェクト概要】
  Honda Automobile(Thailand)Co., Ltd.プラチンブリ工場
   
●工場所在地   Rojana Industrial Park, Prachinburi Province, Thailand
●工場敷地面積   :2.56km2
     
  ガスエンジン・コージェネレーション設備
   
●発電出力   :7,800kW
●温水供給能力   :2,300kW
●冷水供給能力   :2,700kW
 
コージェネレーション設備外観   ガスエンジン
コージェネレーション設備外観   ガスエンジン
 
以上

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