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プレスリリース

阪急電鉄、大阪ガスは「宝塚大劇場カーボン・オフセット公演」を開催し、期間中に排出されるすべてのCO2をカーボン・オフセットにより“実質ゼロ” にして地球温暖化の防止に貢献します!

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2016年12月5日
阪急電鉄株式会社
大阪ガス株式会社

  《 対象公演 》  
     
 
宝塚歌劇 宙(そら)組公演   
46公演
 全公演期間(2017年2月3日(金)~3月6日(月))
  ミュージカル・コメディー『王妃の館 -Chateau de la Reine-』
 スーパー・レビュー 『VIVA! FESTA!』
 
 
 阪急電鉄(代表取締役社長:中川 喜博)と大阪ガス(代表取締役社長:本荘 武宏)は、政府が運用する温室効果ガス排出削減の認証制度「J-クレジット制度」(※1)を活用した、「宝塚大劇場カーボン・オフセット公演」を開催し、期間中に排出されるすべてのCO2をカーボン・オフセットします。両社でこのような取り組みを実施するのは今回で3回目です
 
 阪急電鉄では、宝塚大劇場において館内照明設備のLED化を順次進めることによる消費電力削減のほか、電力需要平準化にも寄与しCO2排出量の少ないクリーンなエネルギーである天然ガスを利用した、高効率ガス冷暖房(※2)を採用することによる温暖化対策に取り組んでいます。一方、大阪ガスは、高効率なガスコージェネレーションシステム(※3)やガス冷暖房などの導入を推進することにより、企業のCO2削減と、クレジットの創出を支援しています。
 
 今般、阪急電鉄と大阪ガスでは、宝塚大劇場にて開催される宝塚歌劇宙(そら)組公演 ミュージカル・コメディー『王妃の館 -Chateau de la Reine-』、スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』の全公演期間(2017年2月3日(金)~3月6日(月))において排出されるすべてのCO2を、「兵庫県CO2削減協力事業」(※4)の一環として大阪ガスが兵庫県内の企業から取得したクレジットによってオフセット(埋め合わせ)し、CO2排出量を“実質ゼロ”にします(CO2排出量削減見込み:750~800t-CO2(一般家庭約180~200世帯分の年間CO2排出量に相当))。公演期間中のCO2排出量がカーボン・オフセットにより“実質ゼロ”となるこの公演を多くのお客様にご観覧いただくとともに、地球温暖化防止への関心を高めていただきたいと考えています。
 
 さらに、大阪ガスでは今回の取り組みにあわせて、上記の対象公演より、期間中2017年2月19日(土)15時公演に抽選で50組100名様をご招待するチケットプレゼントを企画しております。この企画は同社のホームページ(一般公募URL:https://ene.osakagas.co.jp/carbonoffset/別ウインドウで開きます)で募集を開始します。
 
 阪急電鉄と大阪ガスは、CO2削減をはじめとする環境負荷を低減する取り組みを通じて、これからも積極的に社会に貢献していきます。
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  本文中の用語解説  
  ※1   J-クレジット制度は、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、クレジットとして国が認証する制度です。本制度により創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、さまざまな用途に活用できます。(J-クレジット制度HP http://japancredit.go.jp別ウインドウで開きます  
  ※2   ガス冷暖房には、ガスエンジンヒートポンプ(GHP)、ガス吸収式冷温水機(ナチュラルチラー)の2種類があります。
ガスエンジンヒートポンプ(GHP):ガス式のヒートポンプエアコンで、ガスエンジンを駆動源としてコンプレッサーを動かし、ヒートポンプ運転によって冷暖房を行うシステムです。
ガス吸収式冷温水機(ナチュラルチラー):水が蒸発する時にまわりの熱を奪う原理を利用して冷房を行うシステムです。
 
  ※3   ガスコージェネレーションシステムとは、ガスで発電し、その際に発生する排熱を冷暖房や給湯などにムダなく利用する省エネルギーシステムで、ガスエンジン方式、ガスタービン方式、燃料電池方式の3つの方式があります。家庭用では、ガスエンジン方式のエコウィル、燃料電池方式のエネファームがあります。  
  ※4   兵庫県CO2削減協力事業とは、兵庫県内の中小事業者が設備更新する際などに、兵庫県内の大規模事業者が、技術・資金などを支援し、その結果、中小事業者において削減できたCO2を、J-クレジット制度を活用して大規模事業者に移転する仕組みです。  
         
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■「宝塚大劇場カーボン・オフセット公演」対象作品のご案内
 
宝塚歌劇 宙(そら)組公演について(宝塚大劇場/公演期間:2017年2月3日(金)~3月6日(月))
  ミュージカル・コメディ『王妃の館 -Chateau de la Reine-』
             ~原作 浅田次郎「王妃の館」(集英社文庫刊)~
  太陽王ルイ14世が残した「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」を舞台に、個性豊かな登場人物たちが織り成す人間模様をコミカルに描いた浅田次郎氏の小説「王妃の館」。
このベストセラーを、宝塚歌劇ならではの演出を加えミュージカル化致します。
パリ、ヴォージュ広場の片隅に佇む「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」は一見客の宿泊を許さぬ高級ホテルだが、実際は深刻な経営難に陥っていた。そこに目を付けた旅行社「パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ」はホテルとタッグを組み、高額の“光ツアー”、格安の“影ツアー”それぞれに同じ客室を利用させるという奇策に打って出る。しかし集まったのは風変わりな人気作家ら、一筋縄ではいかない癖者ばかり。かつての城主、ルイ王の物語が紐解かれる中、様々な騒動を繰り広げるのだが……。
なお、この作品は演出家・田渕大輔の宝塚大劇場デビュー作となります。
  スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』
  祈り、感謝、願いなど、生きる為に大切な想いが集約され、人々が非日常の世界に集うFESTA(祭り)。リオのカーニバル、中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜、スペインの牛追い祭りや日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地のFESTAをテーマにしたスーパー・レビュー。宙組のパワー漲る数々の場面をお届け致します。朝夏まなとを中心とした宙組のFESTAに、ようこそ!
  以上
 
『王妃の館 -Château de la Reine-』より 主演:朝夏まなと (左)、実咲凜音    『王妃の館 -Chateau de la Reine-』より
主演:朝夏まなと (左)、実咲凜音
 宝塚歌劇団
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  別紙 (カーボン・オフセットについて)  
 
カーボン・オフセットの位置づけ
 カーボン・オフセットは、「CO2を出す側」と「CO2を減らす(削減・吸収)する側」2つの活動を繋げ、共同で取り組む地球温暖化対策です。海外ではヨーロッパ各国を中心に、オリンピックやワールドカップなどの大規模イベントの他、さまざまな企業、団体が実施しています。日本では、低炭素社会構築およびCO2削減の重要施策として位置づけられ、環境省・経済産業省・農林水産省が合同で普及に取り組んでいます。
 
カーボン・オフセットの概要
 「CO2を減らす(削減・吸収)活動」は、環境省・経済産業省・農林水産省が合同で運営する「J-クレジット制度」において、適切な計画とモニタリングにより、「CO2クレジット」として認証を受けることができます。
 「CO2を出してしまう活動」は、CO2排出量相当の「CO2クレジット」を購入または支援を受けることで、カーボン・オフセット(CO2の埋め合わせ)を行い、今回の取り組みのように「CO2排出量を実質ゼロとし、地球温暖化防止に貢献」と、PRすることが可能となります。
 
本カーボン・オフセットの概要
 
本カーボン・オフセットの概要 
 

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