2016年2月24日
積水ハウス株式会社
大阪ガス株式会社
積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区 社長:阿部 俊則 以下、積水ハウス)は、大阪市内2か所にて事業主として開発する超高層マンション「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」および「 (仮称)グランドメゾン内久宝寺タワー」において、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区 社長:本荘 武宏 以下、大阪ガス)と共同で家庭用燃料電池エネファーム type S(以下、新型燃料電池)を活用したCO2排出量および一次エネルギー消費量の大幅な削減を実現する次世代のエネルギーシステムを導入いたします。主な特徴は以下の通りです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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集合住宅では一住戸あたりの屋根面積が小さいため、太陽光発電システムの導入による大幅なCO2排出量の削減が困難でした。燃料電池は分散型電源であり排熱の有効利用が可能ですが、設置スペースの問題や、居住者のライフスタイルによって発電量が左右されるという課題がありました。当該マンションでは、小型化等を実現した新型燃料電池を導入することで、設置スペースの問題を解決。また、24時間700Wの定格出力運転を行うことで最大限高効率に発電した環境負荷の小さい電力をご家庭で消費したり、大阪ガスに売電することができます。これにより、多様な居住者にメリットが期待されます。本取り組みは超高層マンションで実現するCO2排出量の削減手法として先進的であり、国土交通省 『平成27年度 第2回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)』 として採択されています。 今後、積水ハウスでは「グリーンファースト」戦略にもとづき、分譲マンション「グランドメゾン」をはじめ、 戸建や賃貸住宅等にも、燃料電池の普及や余剰電力の買い取りなどの新たなビジネスモデルを拡大していくことで、サステナブル社会の実現に貢献していきます。 |
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(注1) 積水ハウス 大阪マンション事業部が2008年に供給した超高層マンションと比較した場合 |
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