2015年4月22日
大阪ガス株式会社
東京ガス株式会社
大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏、以下「大阪ガス」)と東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、世界初の、電池で駆動する壁掛けタイプの家庭用ガス警報器(以下「本製品」)を、警報器メーカー※1と協力して開発しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
家庭用ガス警報器「ぴこぴこ」は、万一のガス漏れや不完全燃焼による室内での空気の汚れを検知し警報する機能を備えた警報器で、設置方法として、天井に取り付ける天井付タイプと、壁からつりさげる壁掛けタイプの2種類から選択できます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
従来のガス警報器は、ガスを検知するガスセンサーを一定の温度に保つ必要があるため、消費電力が大きく、AC100V電源が必要でした。そのため、壁掛けタイプのガス警報器は、近くにコンセントが必要など、設置場所の制約を受けやすいという課題がありました。 上記の課題を解決するために、大阪ガスでは1999年から、東京ガスでは2006年から省電力ガスセンサーの研究開発に着手し、その結果、半導体製造プロセスなどに使用されるMEMS技術※2を用いて小型化(現行機の約100分の1~500分の1)することで、超省電力(現行機の約数千分の1)を実現しました。さらに、NEDO※3主催の事業にも参画し、フィールドデータを収集することで、信頼性向上のための改良を重ねた結果、ガス警報器では世界初となる電池駆動を可能にしました※4。これにより、コンセントの場所に影響されることなく壁掛け設置することができ※5、また、電源コードが不要になったこと、サイズを小型化したことで、美観性も向上しました。さらに、表面をフラットかつシンプルにすることで、デザイン性も向上しました。なお、本製品の有効期限は3年間です。 |
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両社は、本製品を導入することで、今後もガス警報器のさらなる普及促進を実施し、お客さま宅の保安レベル向上に努めてまいります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なお、本製品について、大阪ガスは住宅用火災・ガス・CO※6警報器を2015年5月11日から、東京ガスはガス・CO警報器を10月中旬から、2015年度はそれぞれ1万台を限定発売し、2019年を目途に、本格発売します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■商品写真 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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