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プレスリリース

PETケミカルリサイクル事業を展開する株式会社JEPLANとの資本業務提携について

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2023年12月15日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)は、このたびペットボトルなどの原料であるポリエチレンテレフタレート(以下「PET」)のケミカルリサイクル事業などを行う株式会社JEPLAN(社長:髙尾 正樹、以下「JEPLAN」)と資本業務提携に関する契約を締結しました。今後、JEPLANとの連携を進めることで、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の促進、持続可能な社会の実現を目指します。

 日本は世界でも廃ペットボトルの回収率が高い国の一つであり、年間に販売される254億本※1のペットボトルのうち86.9%※1が回収され、食品用トレイや下敷き、洗剤ボトル、衣料品などにリサイクルされています。しかしながら、ペットボトルからペットボトルに再生する水平リサイクルは安全面や衛生面で難しく、現在の水平リサイクル率は29.0%※1程度に留まっています。

 JEPLANは、独自のケミカルリサイクル技術※2を持ち、廃ペットボトルや廃ポリエステル繊維から石油由来と同等品質の再生PET樹脂を製造し、ペットボトルからペットボトル、ポリエステル繊維からポリエステル繊維への水平リサイクルを可能にする企業です。現時点で、ケミカルリサイクル技術を用いたペットボトルの水平リサイクルの商用化を実現している世界でも数少ない企業の一つです。また、日本全国のさまざまな地域や小売店舗と連携して、水平リサイクルに係るエコシステム構築を推進しています。

 このたびの資本業務提携により、JEPLANと連携し、Daigasグループのネットワークを活用した関西圏でのペットボトルおよび衣料品の水平リサイクルを推進していきます。また、Daigasグループのエネルギー関連ソリューションによりケミカルリサイクル工程におけるコスト削減やCO2排出量削減に取り組んでまいります。Daigasグループ、JEPLANそれぞれの強みを活かし、新たな価値創造とサーキュラーエコノミーの促進に貢献することを目指します。

 Daigasグループは、様々なステークホルダーとともに社会課題の解決に資する価値「ミライ価値」を創造し、「時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニー」への進化と、持続可能な社会の実現への貢献を目指してまいります。

*1: 出典  PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルリサイクル年次報告書2023」
Webページはこちら別ウインドウで開く
*2: 廃ペット製品を破砕・洗浄等の後、「解重合」という化学分解プロセスを用いてポリエステルモノマー(BHET)まで分解し、さらに独自の精製技術により高純度BHETを抽出する製法。例えば、石油由来の樹脂を使ったペットボトルと同等品質のペットボトルを半永久的に再生できる。Webページはこちら別ウインドウで開く

<JEPLAN社概要>

JEPLAN社概要

<契約締結式の様子>

契約締結式の様子

以上

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