2023年1月31日
株式会社オージス総研
大阪ガス株式会社
大阪ガス(代表取締役社長:藤原正隆、以下「大阪ガス」)の100%子会社である株式会社オージス総研(代表取締役社長:中沢正和、以下「オージス総研」)は、製造業向け基幹業務システムのパッケージ商品(以下「ERPパッケージ」)の開発・導入・運用支援を行う株式会社アミック(代表取締役社長:田北暁、以下「アミック」)の全株式を取得し、2023年1月31日付で完全子会社化しました。
オージス総研グループは、Daigasグループの基幹システムを開発から運用まで一貫して手掛けるとともに、Daigasグループ以外のお客さまにも多様なサービスを提供しています。ERPパッケージは、お客さまの企業活動を一元管理し、効率的な経営に寄与するシステムとして、製造業を含む幅広い業種での導入が進んでおり、その導入支援(以下「ERP事業」)はオージス総研グループ事業の柱の一つにもなっています。
ERP事業の更なる発展を目指し、オージス総研は、2017年10月に製造業向けを中心としたERPの導入コンサルティングに強みを持つ株式会社アグニコンサルティング(以下、「アグニコンサル」)をオージス総研グループに迎えました。また、2021年11月に高度なグローバルIT人材の獲得や育成を目的に、インド国内で業務・IT コンサルティング事業を行う AGNIE CONSULTING INDIA PVT LTD.,(以下、「アグニインド」)に出資を行うなど、事業規模や分野の拡大を積極的に進めてきました。
新たにグループに迎えるアミックは、創立以来一貫して製造業向けのERPパッケージ開発・販売と導入支援またその後の保守サービスを行っており、特に生産・原価管理のシステム構築に強みを持っています。「ものづくり日本の素晴らしい現場力をより柔軟なパッケージシステムで長期間にわたり支援する」ことをビジョンとし、そのための人材育成、商品開発を進め、全世界に展開されている製造業のビジネスをより競争力のあるものにしていくことを目指しています。
今回の株式取得により、オージス総研グループの強みである会計、販売・購買などの分野と、アミックの強みである生産・原価管理の分野が融合することで、ERP事業のバリューチェーンがより拡大し、製造業のお客さまを中心とした幅広いニーズに対応できるソリューション提供が可能となります。
Daigasグループは、「国内エネルギー事業」「海外エネルギー事業」「ライフ&ビジネス ソリューション(LBS)事業」から成る事業ポートフォリオ経営の進化を目指しています。LBS事業の1つであるオージス総研グループの「情報事業」は、デジタル技術を活用した高付加価値ビジネスを提供し、事業領域と事業規模の拡大を目指して参ります。
※1 SAP: | ドイツに本社を置くSAP社が提供するERPパッケージ |
※2 GRANDIT: | GRANDITコンソーシアムが開発する、日本の企業文化に適合した顧客視点の完全Web-ERP |
※3 STRAMMIC: | 製造業向けのサプライチェーンマネジメントに必要な「生産・原価管理」・「販売物流管理」・「調達管理」に強みを持つ、アミックが独自開発した国産ERPパッケージ。食品・医薬品・化学品を中心としたバッチ・プロセス系のお客様にも、組立加工などのディスクリート系のお客様にも対応したシステム。また、SAPやGRANDITに限らず、他のベンダが提供する会計・販売管理のERPパッケージなど外部システムとの連携実績を多く持つ。 |
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