2022年9月7日
AVITA株式会社
大阪ガス株式会社
アバター事業を手掛けるAVITA株式会社(代表取締役社長:石黒 浩、以下「AVITA」)と大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆、以下「大阪ガス」)は、オペレーターの表情や動きをリアルタイムに反映するアバター*1を共同開発しました。2022年9月8日よりアバターを活用して、ガス機器やリフォームなどに関するオンライン相談を実施します。
AVITAと大阪ガスは、2021年8月よりアバターを活用して人々の暮らしに寄り添う新たなサービス開発を行うための資本業務提携を行い、AVITAは大阪ガスと独自のアバターの開発を進めて参りました。
今回開発したアバターは、人間そっくりの「デジタルヒューマン」と、アニメのような「キャラクター」の2種類であり、いずれもオペレーターの表情や身体の動きをリアルタイムかつ細やかにアバターに反映することが可能です。
特に「デジタルヒューマン」は、人体解剖学に即した身体構造、肌や衣装の質感や光の反射など細部まで丁寧にモデル化することにより、限りなく人間に近い姿を実現しました。またキャラクターはパソコンのみ、デジタルヒューマンはパソコンとスマートフォンのみで動かすことができます。このようなデジタルヒューマンをリアルタイムで動かすには、従来はモーションキャプチャシステム*2など高価な機材が必要とされていましたが、本アバターは簡易的な仕組みでどこからでも簡単に表現力豊かに動かせることが最大の特徴です。
大阪ガスでは9月8日より、このアバターを活用したガス機器やリフォームなどに関するオンライン相談を開始します。これによりお客さまは、ご自宅など場所を選ばず、スマートフォンなどを用いて、ショールームの専門アドバイザーが操作するアバターと、より気軽に楽しみながらコミュニケーションを行って頂けるようになると考えています。
エネルギー業界において、リアルタイムで動作可能なデジタルヒューマンを実用化した事例はこれまでなく、先進的な取り組みとなります。
さらに今後は、Daigasグループの施設案内や共同での新規サービス開発なども推進していきます。
2社は今後も、アバターサービスに関する事業連携を通じ、お客さまの生活をより豊かにするために貢献して参ります。
*1: | 容姿、年齢、身体、距離など様々な制約を超えて、多様な社会活動や自己表現を行うことができるツール |
*2: | 人体の動作の特徴となる関節などに「マーカー」と呼ばれる印を付け、その位置と動きを3次元で測定し、データ化して記録するシステム |
・ | スマートフォン、タブレット、パソコンなどを通じて、オペレーターの表情や動きをリアルタイムに反映したアバターによる接客を受けて頂くことで、お客さまの心理的負担の軽減に繋がり、より気軽に楽しみながらコミュニケーションを行って頂ける |
(1) | ご利用方法 | ||||||
①お客さま側でご準備いただく機器、システム | |||||||
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②ご利用可能な日時 | |||||||
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③ご予約方法 | |||||||
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④その他、オンライン相談に関する詳細 Webページはこちら |
以上
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