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プレスリリース

高効率ガスコージェネレーションシステムの共同開発について

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2022年3月31日
大阪ガス株式会社
Daigasエナジー株式会社
三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社

大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、本社:大阪市中央区、以下「大阪ガス」)と三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(社長:梶野 武、本社:相模原市中央区、以下「MHIET」)は、新型の発電出力850kW級ガスエンジンコージェネレーションシステム(以下、「新型コージェネ」)を共同開発しました。

2022年春の稼働開始が予定されている新型コージェネ初号機については、MHIETが製作を担い、大阪ガスの100%子会社であるDaigasエナジー株式会社(本社:大阪市中央区、以下「Daigasエナジー」)がエネルギーサービス契約※1に基づいてお客さま先へ導入します。

新型コージェネは、2003年に大阪ガスとMHIET(当時、三菱重工)が共同開発した発電出力815kW級ガスエンジンコージェネレーションシステム(以下、「従来型コージェネ」)を大幅に改良し、開発しました。停電発生時にはガスを燃料として発電し、必要な設備に電力を供給するBCP※2対応機能や設置スペースはそのままに、燃焼の最適化や高効率部品の採用などにより、出力アップと効率アップを両立し、発電出力850kWで世界最高クラスの発電効率41.9%を実現しています。新規導入ニーズに対応するだけでなく、2004年以降国内で導入されている従来型コージェネの更新需要に応えることを目的として新たに開発されたものです。Daigasエナジーは、新型コージェネをはじめ、お客さまの状況に合わせた最適なコージェネを提案するとともに、効率的なエネルギーの運用をサポートします。

近年、省エネルギーや低・脱炭素化を推進する観点に加え、停電時にBCP対応を実施する観点からもコージェネへの期待が高まっています。2050年のカーボンニュートラル社会実現に向け、Daigasグループは2021年1月に発表した「Daigasグループ カーボンニュートラルビジョン」に基づく取り組みを推進しており、三菱重工グループはグループの総力を結集しエナジートランジションの事業強化に戦略的に取り組んでいます。

Daigasグループならびに三菱重工グループは、掲げたビジョンの達成に向けて、天然ガスの高度利用および分散型電源の普及を協力して推進し、お客さまとともに低炭素社会の実現と社会全体のレジリエンス※3向上に貢献します。

※1   エネルギー設備をお客さまにご購入いただくのではなく、Daigasエナジーがお客さまの敷地内の施設に設備を持ち込み、イニシャルレスを実現する契約です。
※2   BCP(Business Continuity Plan)とは、災害や有事に備える事業継続計画のことです。
※3   強靭性、回復力、弾力性などを意味し、具体的には災害に強いインフラの整備、早期復旧のための事業者との連携強化、情報発信の強化などといった取り組みを指します。

1.新型850kWコージェネの外観

新型850kWコージェネの外観

2.新型850kWコージェネの特長

新型850kWコージェネの特長

3.主要仕様

主要仕様

以上

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Daigasグループの「2050年脱炭素社会実現」に向けた挑戦
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