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プレスリリース

グリーンアンモニア分野の米国スタートアップ Starfire社への出資について

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2021年4月9日
大阪ガス株式会社
Osaka Gas USA Corporation

 大阪ガス株式会社(社長:藤原正隆、本社:大阪市中央区)の100%子会社であるOsaka Gas USA Corporation(社長:生田哲士)は、この度、再生可能エネルギーを利用し、空気と水からCO2フリー燃料であるグリーンアンモニア*1の製造技術を開発するStarfire Energy Inc.(CEO:John LoPorto、以下「Starfire社」)に出資しました。なお、本件はAP ベンチャーズ*2、シェブロン・テクノロジー・ベンチャーズ*3、New Energy Technology*4、米国三菱重工との共同出資になります。

 アンモニアは、燃焼してもCO2を発生しないこと、貯蔵や輸送などで既存インフラ技術を活用できることなどから、化石燃料の代替として注目されており、なかでもグリーンアンモニアは、製造時にCO2が排出されないことから、脱炭素社会実現に向けた有力なエネルギーの一つとして、早期の製造・供給事業の実現が期待されています。

 Starfire社は、2007年に米国で設立されたスタートアップ企業で、小型分散型のグリーンアンモニア製造モジュール*5と、アンモニアから水素への分解技術の開発をしています。特に、アンモニア製造については、触媒技術に加え、従来よりも低圧・省エネルギーでかつ、再生可能エネルギーの出力変動に柔軟に対応できる技術を有しており、現在、商用化に向けたスケールアップを目指しています。

 Daigasグループは、2021年1月に発表した「カーボンニュートラルビジョン」のもと、今後も脱炭素社会に貢献する技術・サービスの開発に取り組み、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。

(*1): 再エネ電力、水、空気を原料とし、製造時にCO2が排出されないプロセスで製造されたアンモニア。
(*2): 英国スタートアップ投資ファンド
(*3): 米国オイルメジャー シェブロン子会社
(*4): 豪州投資ファンド
(*5): 大型トレーラーなどで容易に運搬可能で、需要地の近くに設置できる小型のアンモニア製造装置。

以上

【別紙】

<Starfire社の概要>

<Starfire社の概要>

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Daigasグループの「2050年脱炭素社会実現」に向けた挑戦
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