2020年7月13日
大阪ガス株式会社
大阪ガスマーケティング株式会社
大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏、以下「大阪ガス」)と大阪ガスの100%子会社の大阪ガスマーケティング株式会社(社長:中村剛、以下「OGM」)は、家庭用ガス警報器「ぴこぴこ」にインターネット接続機能を搭載したツナガルde警報器「スマぴこ」を開発し、8月19日から販売を開始します。インターネット接続機能を搭載した都市ガス用の家庭用ガス警報器としては日本初になります。
また本日、大阪市(市長:松井一郎)と「災害情報等の提供に係る協定書」(以下「協定書」)、大阪府警察(生活安全部長:木久)と「防犯情報等の提供に係る協定書」(以下「協定書」)を締結しました。協定書に基づき、日本で初めて災害や防犯の情報を警報器から発話させることで、お客さま宅の安心安全の向上に寄与していきたいと考えています。
家庭用ガス警報器は、万一のガス漏れや、不完全燃焼による一酸化炭素(以下CO)を検知し警報する商品です。今回の新製品では、家庭用ガス警報器にインターネット接続機能を付加することで、様々な情報を音声やメールでお知らせすることが可能になりました。
例えば、昨今、防災ニーズが高まる中で、お住まいの地域に発信されている災害情報や気象警報を音声でお知らせすることで、お客さまの安心安全な生活に貢献します。また、時間や曜日など、あらかじめ設定したタイミングで天気予報をお知らせしたり、「スマぴこ」に搭載された人感センサーが、家族の帰宅を感知してメール通知するサービスなどをご利用いただけます。これらのサービスは、お客さま自身で選択することができます。
また、今回の大阪市、大阪府警察との協定書に基づき、大阪市にお住まいのお客さまには、大阪市が発信する災害情報をお届けいたします※。大阪府警察からは、防犯情報「安まちメール」を受信し、「スマぴこ」からその内容を発話いたします。
当社は大阪市、大阪府警察と災害や防犯の情報発信について連携し、お客さま宅の安心安全の向上に取り組むとともに、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指して、今後も商品やサービスの開発を行ってまいります。
※大阪市以外にお住まいのお客さまへは、民間の情報提供会社から取得した災害情報を配信します。
■(参考) 家庭用ガス警報器「ぴこぴこ」とは
家庭用ガス警報器「ぴこぴこ」は、万一のガス漏れや、不完全燃焼によるCOを検知し警報する商品です。1980年に発売を開始し、発売開始当初はガス検知機能のみでしたが、CO検知機能や、火災検知機能を追加する等、安全警報機能の向上を図っており、設置方法として、天井に取り付ける天井付タイプと、壁からつりさげる壁掛けタイプの2種類から選択できます。また、2015年からは電池駆動タイプも発売しています。
以上
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