2020年2月25日
大阪ガス株式会社
大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏 ;以下、大阪ガス)は、アイシン精機株式会社(社長:伊勢清貴;以下、アイシン精機)、京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫;以下、京セラ)、株式会社ノーリツ(社長:國井 総一郎;以下、ノーリツ)、パーパス株式会社(社長:木 裕三;以下、パーパス)、リンナイ株式会社(社長:内藤 弘康;以下、リンナイ)と共同で家庭用固体酸化物形燃料電池(以下、「エネファームtype S」)の新製品を開発し※1、2020年4月に発売します。
「エネファームtype S」は、大阪ガス、アイシン精機、京セラの3社とトヨタ自動車株式会社(社長:豊田 章男)が開発した技術をベースに商品化したもので、停電中も発電し、電気が使える停電時発電継続機能もラインアップしています。今回の新製品は、世界最高※2の発電効率55%※3を達成するとともに、本体の大幅な小型化により設置性が向上しました。またスマートフォンの専用アプリと連動させてお使いいただける便利なスイッチをリモコンに追加し、IoTサービスも拡充します。
新製品は、セルスタックの改良と発電ユニットの制御プログラムの改良により、世界最高の発電効率55%を実現しました。これは現行商品の世界最高発電効率53.5%※4を更新するもので、これにより、従来の給湯暖房システム※5をご使用の場合と比べると、年間の光熱費を約12.1万円※6、CO2排出量を約2.3トン削減※6できます。
セルスタックの枚数削減およびパワーコンディショナーの小型化により、横幅を現行商品の780mmから600mmにスリム化。これにより、設置面積を約20%削減しました。
スマートフォンの専用アプリと連動し、リモコンのスイッチを押すとプッシュ通知がスマートフォンに届いたり、スマートフォンから送ったメッセージが自宅のリモコンに表示されるなど、家族間でのコミュニケーションができる便利機能も搭載しました。
主要デバイスであるセルスタックの耐久性を見直すことで、発電ユニットの耐久年数を従来の10年から12年に延長し、より長く製品をお使いいただけるようになりました。
大阪ガスは、更なる技術開発とコストダウンに努め、今後もお客さまの快適な暮らしの実現と環境負荷の低減、エネルギーセキュリティの向上などに貢献して参ります。
以上
(1)ツナガルスイッチ※の追加
台所リモコンと浴室リモコンにツナガルスイッチを追加。リモコンのスイッチを押すだけで、 以下の機能がお使いいただけます。それぞれのリモコンのツナガルスイッチに、4種類の機能のうち1つの機能を割り当てることができます。
※ 大阪ガスの商標です。
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