2020年2月4日
東京ガス株式会社
大阪ガス株式会社
東邦ガス株式会社
東京ガス株式会社(社長:内田 高史)、大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏)、東邦ガス株式会社(社長:冨成 義郎)のガス三社(以下「ガス三社」)は、省エネと節電を実現するガス冷暖房システムである超高効率ガスエンジンヒートポンプ※1の次世代機として、省エネ性をはじめとする性能・機能をさらに向上させた「GHP XAIR III」(以下「本製品」)を、アイシン精機株式会社(社長:伊勢 清貴、以下「アイシン」)、パナソニック株式会社(社長:津賀 一宏、以下「パナソニック」)、ヤンマーエネルギーシステム株式会社(社長:山本 哲也、以下「ヤンマー」)と共同で開発しました。本製品は、2020年4月から順次販売を開始します。
本製品は、「省エネと節電の実現」という継続する社会的ニーズや、気候変動等への対応を踏まえ、EHP(電気式ビル用マルチエアコン)の1/10以下という低消費電力を維持しながら、さらなる省エネルギー化、機能性向上を目的として開発されたものです。
本製品の特長(ポイント)は以下の通りです。 | |
■ | 本製品の全機種において、APFp※22.09以上(エネルギー消費効率約10%向上)を実現。 |
■ | 厳しい気象条件下(酷暑、厳寒、積雪時)でも冷暖房運転の継続※3が可能。 |
■ | 上記のように性能・機能を向上させながら、さらに設置性の向上(設置スペース※4、質量を従来機以下に低減)を実現。 |
ガス三社は、事務所ビル、商業施設、学校、病院、工場など幅広いお客さまを対象に本製品を提案・販売してまいります。
なお、2020年3月3日(火)から6日(金)に幕張メッセで行われる「HVAC&R JAPAN 2020(一般社団法人 日本冷凍空調工業会主催)」において、一般社団法人日本ガス協会や各GHPメーカーのブースにおいて本製品の紹介、一部実機展示を行います。
※1: | 室外機の圧縮機をガスエンジンで駆動し、ヒートポンプ運転によって冷暖房を行う空調システムです。 |
※2: | 通年エネルギー効率のことで、数値が大きいほど高効率であることを示します。 |
※3: | 設置条件、運転条件により異なります。また、一部の製品を除きます。 |
※4: | メンテナンススペースを含めた機器に必要なスペースを指します。 |
※5: | 本製品の外観写真はイメージで、今後変更になる可能性があります。 |
※6: | 各特長の具体的な技術手法は、各メーカーにより異なります。 |
※7: | 積雪時の運転継続機能(室外機ファンによる雪飛ばし制御)は、パナソニック製、ヤンマー製ではオプションとなります。 |
※8: | 高静圧仕様は、一部の製品を除きます。 |
以上
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