お客さまの声による
改善・商品企画事例

高効率を更に極め、よりコンパクトに使いやすくなった次世代エネファームtypeSが誕生しました

【お客さまの声】

  • 設置スペースがないので小さくしてほしい。
  • マンションでも設置できるタイプがほしい。
  • 価格が高く設置できない。など

世界最高の発電効率・世界最小サイズを実現した家庭用燃料電池エネファームtypeS(SOFC)ができました。

新製品では、大阪ガスと京セラが共同で開発したセルスタック耐久性向上技術※1を採用することにより、高い発電効率と耐久性を両立することに成功し、世界最高の発電効率52%を達成。また、発電ユニットに貯湯タンクを内蔵し、通常のガス給湯器※2に接続する仕組みとしたことで、世界最小の機器本体サイズを実現。
加えて、技術・仕様の革新により、戸建住宅に比べて設置スペースに制約のあるマンションへの設置が容易になりました。現在お使いのガス給湯器をそのまま利用し、発電ユニットだけを後付で設置することが可能に。
これらにより、従来以上に幅広いお客さまにお使いいただくことができるようになりました。

※1…集電材コーティング技術。セル間を電気的に接続するステンレス部材である集電材にコーティングを施すことにより、高効率化と耐久性確保を両立しました。
※2…ガス給湯暖房機、ガスふろ給湯器、ガス給湯器などのガス給湯熱源機の総称です。現在お使いのガス給湯熱源機に発電ユニット単体を後付設置する場合は、別売りの後付構成用発電連係リモコンが必要です。組合せできるガス給湯熱源機には制限があります。詳しくはお問い合わせください。

商品の特徴

1.世界最高の発電効率
  • 現行品の発電効率46.5%から5.5%向上し、世界最高の52%を実現。

2.世界最小の機器本体サイズ
  • 排熱を貯める貯湯タンクを現行品の90Lから28Lに小型化し、発電ユニットへ内蔵。

  • 通常のガス給湯器に接続して使用することにより、世界最小の機器本体サイズを実現。

  • 戸建住宅に比べ、設置スペースの小さいマンションでも、バルコニーや共用廊下などで、フレキシブルに設置することが可能。

3.コストダウンを実現
  • 現行品よりも約25万円の低価格を実現。

4.IoT対応による安心・快適な付加価値サービス
  • 発電見守りサービス
    大阪ガスが遠隔で発電状態を見守り。万が一の故障時等は、お電話でお知らせ、修理担当者が駆けつけ。

  • ガス機器遠隔操作サービス
    外出先から遠隔でお風呂のお湯はりや床暖房の操作が可能。

5.日本初の余剰電力買取により、更に高い環境性・経済性を実現
  • 新製品で発電し、お客さま宅で使われなかった余剰電力を大阪ガスが買い取り。

  • 余剰電力買取を行った場合、給湯暖房システムをご使用の場合と比べ、年間の光熱費を約9.9万円、年間のCO2排出量を約2.6トン削減。

家庭用燃料電池エネファームtypeS(SOFC)

エネファームについてお知りになりたい方は、こちらをご参照ください