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給湯暖房機の自主的な点検および部品交換作業の実施について(お詫びとお願い)

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2005年5月10日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)は、平成15年9月から販売しております リンナイ株式会社(社長:山崎善郎)製「給湯暖房機」の一部の機種について、その給湯熱交換器から少量の水漏れが発生する可能性のあることが判明しましたので、該当品の点検および部品交換作業を自主的に実施させていただくことにいたしました。
 
 「給湯暖房機」は、給湯、風呂追い焚き、温水を利用した床暖房などを行うガス給湯暖房システムの熱源機です。
 
 「給湯暖房機」の別紙型式のうち、平成17年1月15日までに製造された製品に おいては内胴に巻水管がロー付け(*)されています。内胴は燃焼中に温度が上昇して膨張し、燃焼停止後には冷えて収縮しますが、巻水管は燃焼停止直後も熱を吸収して膨張します。そのため、収縮する内胴と膨張する巻水管の間のロー付け部分(特にロー付け先端部)に引張り応力が集中します。該当品においては、ロー付け部分の上下位置、幅、長さおよび先端部の形状などに製造上のバラツキがあり、一部の製品で微細な亀裂に至ることが判明いたしました。
 このたびの事象は、大阪ガス販売分の対象品で約1.5%発生しております。
 
 なお、ご使用中に給湯熱交換器から水漏れが発生した場合でも少量であり、また安全 装置が作動し、機器の運転が停止しますので安全面への影響はありません。
 
(*)ロー付け… 金属同士を接合するための加工法のひとつで、接合したい部位にロー材(りん銅)を挟み、その部位を加熱することでロー材を溶かして接合 する方法。該当品では内胴と巻水管を接合させるために行っている。
 
 弊社といたしましては、同様の事象が発生することを防止するため、別紙の方法によりお客さまへお知らせし、点検および部品交換作業を無償で行ってまいります。
 
 お客さまには、点検および部品交換作業の実施にあたり、ご迷惑をおかけいたします ことをお詫び申し上げますとともに、ご理解ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 
以 上


別紙 1
 
1.対象機種型式
 
型    式
135−R050、R052、 R054、R055、R056、R058
135−R060、R062、R064、R065、R066、R068
135−R070、R072、R074、R075、R076、R078
135−R080、R082、R084、R085、R086、R088
135−R310、R320、R330、R340
135−R710、R720、R730、R740
 
2.対象機種製造期間
  上記機種のうち、平成15年8月から平成17年1月15日製造品まで
 
3.対象台数
  合計 32,607台
 
4.お客さまへのお知らせ
  明日11日(水)付け主要新聞朝刊に告知広告を掲載するとともに、フリーダイヤルを設置します。
  該当品をご使用のお客さまには、訪問前に弊社より戸別のチラシ投函などでご連絡させていただきます。
 
5.お客さまからのお問い合わせ先
  (1)フリーダイヤル   0120−00−1951
  (2)受付開始日   平成17年5月11日(水)
  (3)受付時間   平  日  午前9時〜午後7時まで
  日・祝日  午前9時〜午後5時まで
 
6.点検ならびに作業内容
  該当品をご使用のお客さまを順次訪問させていただき、点検ならびに部品交換作業を無償で行ってまいります。
 

(1)作業内容

  給湯熱交換器を対策仕様部品に交換いたします。
  (2)作業時間   約90分〜約120分/台です(タイプにより作業時間が異なります)

別紙 2
 
7.対象機種の判別方法
  機器の正面に貼ってある銘板(下写真の 印)に 機器の型式が記載されています。
  下記の 製造番号 および 型式 の両方とも当てはまる機器が該当品です。
 
代表該当機器の外観
 
 
該当品の銘板
 (一例)
 

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