大阪ガス株式会社(代表取締役社長:本荘 武宏、以下「大阪ガス」)は、2019年4月1日よりIoTを活用して工場の生産性向上につながるソリューションを提供するサービス(以下「新サービス」)の営業を開始します。
製造業では、品質や生産効率の向上に加え、熟練技術者の高齢化による人材不足など、様々な課題があります。一方で、高額な投資が困難であることやシステム専門人材が不足するなど、IoT導入に対しては障壁が存在しています。
大阪ガスでは、ガス事業で培ってきたシミュレーションやセンサー等の技術、およびDaigasグループのシステム開発及びデータ分析力に加え、お客さま先でのコンサルティング営業をさらに深化させることで工場全体の課題を解決するIoTシステムを提供します。
新サービスは、大阪ガスが、最適なデバイスやセンサーの選定とその可視化・分析ツールを用意するなど、IoTサービスをワンストップで提供します。
これにより、設備稼働データの傾向管理による突発的な設備故障の軽減に加え、加工条件と製品品質情報との照合により安定的な品質維持を実現することなどが見込まれます。たとえば酒造業種では米の吸水可視化技術や流体シミュレーション技術を活用し、技術者の判断を補助することや製品品質のさらなる向上につなげるなど、業種ごとのニーズや特徴をとらえた安価で汎用的なIoTサービスを提供します。
当社は今後も、独自の技術に、AI・IoTなどの最新技術を組み合わせることで、お客さまのビジネス拡大や課題解決に役立つサービスの拡充を目指してまいります。
■工場IoTサービスについて | |
(1) | サービス開始日 |
2019年4月1日より営業を開始。6月からサービスの提供を予定しています。 | |
(2) | サービスイメージ |
Daigasグループが持つ技術力やグローバルに展開する事業活動を、Webサイトページ「ENTERPRISE FUTURE」で紹介しています。