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プレスリリース

大阪ガス・月島環境エンジニアリングによるエネルギー創出型廃水処理プロセスの実証試験の開始について

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2010年8月4日
大阪ガス株式会社
月島環境エンジニアリング株式会社

 大阪ガス株式会社(本社:大阪市、社長:尾崎 裕、以下「大阪ガス」)、および月島環境エンジニアリング株式会社(本社:東京都中央区、社長:槇島 亀久夫、以下「月島環境エンジニアリング」)は、エネルギー創出型廃水処理プロセス(以下「本プロセス」)の商品化に向け、国内で初めて、パイロットプラント(ルネサス関西セミコンダクタ株式会社滋賀工場に設置)による実証試験を開始いたします。
 
 一般的に、半導体工場や化学工場などで発生する廃水のうち、従来の生物処理法で処理が困難な芳香族系※1の有機廃水については、重油などの燃料を用い、燃焼処理する方法が採られています。この方法では、燃料を大量に使用するため二酸化炭素を多く排出し、処理コストがかかるという課題があります。
※1 芳香族:ベンゼンなどの石油化学系環状物質。構造が複雑で化学的に安定しているため、生物処理法では浄化処理が困難な物質であることが多い。
 
 本プロセスでは、ニッケルを特殊処理した触媒に高温・高圧となった廃水を通過させることにより、廃水中の有機物が高速で分解処理されます。同時に、その処理過程で創出されるメタンを主成分とする可燃性ガスを工場内でボイラー等の燃料として有効利用することが可能となります。
 その結果、重油などの燃料を用いた燃焼処理に比べて、CO2排出量を約110%削減※2し、廃水処理コストを約40%削減することができます。
※2 生成ガスのCO2削減効果を含む(後述 【導入メリット】の項参照)
 
 本プロセスは、月島環境エンジニアリングの廃水・排ガス処理技術に関するエンジニアリング力と大阪ガスが蓄積してきた触媒技術とを結集したものであり、この実証試験(平成22年度実施分)は、環境省の「平成22年度次世代循環型社会形成推進技術基盤整備事業」に本日採択されております。
 この実証試験を通して、本プロセスの実用化を加速し、平成24年度の商品化を目指します。
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【実証試験概要】
(1) 場所
  ルネサス関西セミコンダクタ株式会社滋賀工場(滋賀県大津市)
(2) 設置設備
  エネルギー創出型廃水処理プロセス パイロットプラント(廃水処理量 5m3/日)
(3) 実証期間
  平成22年11月〜平成23年10月
 
【本プロセスの開発経緯】
 文部科学省の地域結集型共同研究事業の1つとして、滋賀県産業支援プラザ、大阪ガス、京都大学、関西日本電気(現ルネサス関西セミコンダクタ)らが協力して、平成15年1月〜平成19年12月の5ヵ年にわたり、本プロセスで使用する触媒の開発および評価を実施し、その成果を基盤に本プロセスを開発しました。
 
【エネルギー創出型廃水処理プロセスの概要】
エネルギー創出型廃水処理プロセスの概要
 
【触媒の概要】
触媒の概要
 
【発生ガスの組成例】
発生ガスの組成例
 
【導入メリット】廃水処理量200m3/日の場合の比較
【導入メリット】廃水処理量200m3/日の場合の比較
本プロセスによるCO2削減効果
  重油を使用しないことによるCO2削減に加え、創出される可燃性ガスを利用することによるCO2削減
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【各社の概要】
大阪ガス株式会社
本 社 大阪市中央区平野町4丁目1番2号
社 長 尾崎 裕
資本金 1,321億円
設 立 1897年4月
事業内容 ガスの製造・供給・販売、LPGの供給および販売、電力の発電・供給および販売 他
売上高 1兆966億円(2010年3月期)
 
月島環境エンジニアリング株式会社
本 社 東京都中央区新川2丁目12番15号
社 長 槇島 亀久夫
資本金 4億5,500万円
出 資 月島機械株式会社 100%
設 立 1958年4月
事業内容 大気汚染防止装置、水処理装置、産業廃棄物処理装置の設計、製造および販売 他
売上高 107億円(2010年3月期)
 
以  上
 
本件に関するお問い合せ先
  大阪ガス株式会社 エンジニアリング部   06-6465-2010
  月島環境エンジニアリング株式会社 プロポーザル本部 営業部   03-6386-3964

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