大阪ガス実験集合住宅 NEXT21

エネルギーシステム実験(第1 〜3フェーズ)

  • 第3フェーズ
  • 第2フェーズ
  • 第1フェーズ

第1フェーズ

第1フェーズの5年間の居住実験では、住棟全体のエネルギーシステムとして、リン酸形燃料電池を中心にしたコージェネレーションシステムを採用しました。日本で初めて集合住宅に導入した燃料電池システムです。
高気密・高断熱仕様の建築による空調エネルギーの削減効果と合わせて、従来型の集合住宅に対し一次エネルギーで27%の削減に成功しました。

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第2フェーズ

第2フェーズの5年間の居住実験では、住宅の電気・熱需要に、よりフィットしたシステムを採用しました。9.8kWのガスエンジンコージェネレーションにより、電気と熱を供給します。その際、台数制御を行うことで、熱需要に合わせた運転を行い、過剰な排熱を抑えて、省エネルギーを図りました。また、2000年に世界で初めて固体高分子形燃料電池(PEFC)の居住実験を実施し、2009年のエネファームの発売へとつながりました。

世界初、固体高分子形燃料電池(PEFC)  居住実験を実施(2000年)

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第3フェーズ

集合住宅用水素燃料電池コージェネレーションシステム

水素を燃料とする燃料電池コージェネレーションシステムの実証を行いました。水素を集中的につくることで燃料電池のコンパクト化、発電効率向上、発電応答性向上が可能になります。また、住戸間で電力融通することで省エネ性を高める実験にも取り組みました。実証結果から100戸規模の集合住宅を想定した場合、12%の省エネルギー効果が期待できると試算されました。

5〜6F部分は国土交通省 住宅・建築関連先進技術開発助成事業(平成19年度)
    共同事業者:東芝燃料電池システム株式会社、株式会社長府製作所
3〜4F部分は産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門との共同研究

左図は、水素燃料電池(500W)で発電した電気を2住戸間で融通したイメージです。例えば、ファミリーの住戸とシングルの住戸では電気を使う時間帯が違うとするとお互い電気の余剰分を融通し、効率的に発電した電気を活用できます。

隣組コージェネレーションシステム

住戸での分散蓄熱とシングルループ配管により効率的な熱供給を行う隣組コージェネレーションシステムの実証を行いました。

◎住戸の分散蓄熱が下流の住戸の温水負荷のバッファーとなることから、温水供給がシングルループ配管で実現でき、温水配管延長を大幅に短縮することが可能です。

◎最大需要時の温水負荷を各住戸に分散できるので、貯湯槽の小型化やシングルループ配管の管径の縮小が図れます。

◎システム全体の蓄熱容量が大きいため、熱需要が少ない時間帯でもガスエンジンが運転できるので、い省エネ性を実現します。

◎50戸規模の集合住宅を想定した場合、15%の省エネルギー効果が期待できると試算されました。

国内初、固体酸化物形燃料電池(SOFC)  居住実験を実施(2005年)

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