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2024年4月24日
大阪ガス株式会社
大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原 正隆)は、韓国の大手エネルギー事業者であるSK E&S社と、e-methane*1(以下「e-メタン」)の利活用をはじめとした、カーボンニュートラルに関する共同検討の契約を締結しました。
Daigasグループは、e-メタンを都市ガスのカーボンニュートラル化を実現する新エネルギーとして普及させるため、日本国内での技術開発・実証に加え、北米、南米、豪州、中東、東南アジアなどでのe-メタン製造事業の可能性を検討しております。そして、日本を含むアジア地域のカーボンニュートラル化に向けて、アジア地域でのe-メタンの利用・普及を目指します。
DaigasグループとSK E&S社は、以前からLNG調達分野での協業関係に加えて、都市ガス事業分野における情報交換や人材交流を行うなど、強い信頼関係を築いてきましたが、この度、カーボンニュートラルに関する共同検討を実施することになりました。
本検討では、SK E&S社におけるカーボンニュートラルに向けた取り組みとして、e-メタンを利活用する検討や水素、アンモニア、バイオガス等の新エネルギー分野に関する検討を共同で実施します。
水素の利用形態の一つであるe-メタンは都市ガスとほぼ同じ成分であり、既存のLNGの液化・輸送設備および都市ガスインフラやお客さま先の燃焼機器を利用できるため、社会コストを抑制しながら都市ガスのカーボンニュートラル化へのスムーズな移行に貢献することが可能です。
Daigasグループは、2021年1月に発表した「カーボンニュートラルビジョン」や2023年3月に発表した「エネルギートランジション2030」*2のもと、脱炭素社会に貢献する技術・サービスの開発に取り組み、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。
*1: | グリーン水素などの非化石エネルギー源と二酸化炭素を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称。 |
*2: | 2023年3月9日「Daigasグループ エネルギートランジション2030の策定について」で公表済 Webページはこちら |
以上
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