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    奈良を撮り続けた写真家・入江泰吉氏を描いた
    大阪ガス提供のラジオドラマ「みつめればそこに」を放送します

    2017年03月02日
    大阪ガス株式会社

     大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏)と株式会社毎日放送ラジオ局(以下、MBSラジオ)は、ラジオドラマシリーズ「イストワールhistoire*1(以下、イストワール)」の第7弾として、奈良・大和路を撮り続けた写真家・入江泰吉氏を描いた『みつめればそこに』を3月25日(土)に放送します。
     
     「イストワール」は、関西に実在した人物や実際に起こった事件などを題材にしたラジオドラマシリーズで、後世に語り継がれる実力のある作品づくりを目指しています。OMS戯曲賞*2の最終選考に残った劇作家がラジオドラマを書き下ろし、当社提供のMBSラジオの番組で放送するもので、今回が7回目となります。
     
     今回シナリオ制作に当たったのは、第13回OMS戯曲賞の佳作受賞作家・小栗一紅氏。奈良市水門町にあった入江泰吉氏の自宅の窓の外に生えている欅の木を“時代をつなぐ語り部”として、入江氏の後半生を描いています。
     
     当社は、「OMS戯曲賞」や「イストワール」を通じて、劇作家の育成や支援を行い、関西の文化活動の振興に貢献してまいります。
     
    「イストワール」第6回の概要は、以下のとおりです。
     
    ラジオドラマシリーズ「イストワール」
    ラジオドラマシリーズ「イストワール」 
    ラジオドラマシリーズ「イストワール」 
     
    タイトル: 『みつめればそこに』
    放送日時: 平成29年3月25日(土)
    19時30分〜21時00分
    脚本: 小栗一紅 (劇作家・俳優第13回OMS戯曲賞佳作受賞)
    出演: 秋月雁・豊島由香・九谷保元・小室千恵・柴垣啓介(劇団ひまわり)
    企画・制作: 毎日放送ラジオ局
    提供: 大阪ガス株式会社
       
    *1   フランス語のhistoireは、「歴史」と「物語・作り話」の意味を併せ持っている。一般的に、歴史は事実に即したもの、物語は架空のものと分けて考えられているが、事実か虚構かではなく、その次代を生きた人物にとっての真実を描き出すところにドラマの妙味を見つけていきたい。そうした意図をこのタイトル案に込めている。
         
    *2   「OMS戯曲賞」は昭和60年に当社の社屋を活用し、劇場・映画館・雑貨店・レストラン・ギャラリー・アトリエなどを併設した複合文化施設「扇町ミュージアムスクエア(以下、OMS)」の10周年記念事業として平成6年に創設。次代を担う新しい劇作家を発掘するだけでなく既に評価を得ている劇作家にも活躍の場を与えることを目指しており、関西における演劇・戯曲創作を支援する賞として高く評価されている。前年に書き下ろし上演された作品を対象に、大賞・佳作を1作ずつ選び、各受賞者には賞金が、更に大賞作品には再演支援金を贈呈。また、受賞作品と選評や選考過程を収録した冊子「OMS戯曲賞」を出版。OMSは平成15年に閉館したが、「OMS戯曲賞」は関西の演劇文化振興のために継続して実施され、昨年12月で第23回目を迎えた。
     
    以上

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