タイ・ホンダ・マニュファクチャリング向けオンサイトエネルギー供給プロジェクトの供給開始について
2018年9月4日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
大阪ガス株式会社
新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「NSENGI」)と、大阪ガス株式会社(代表取締役社長:本荘 武宏、本社:大阪市中央区、以下「OG」)が共同出資する(※1)タイ王国現地法人NS-OG Energy Solutions (Thailand) Ltd.(以下「NSET」)は、同国で二輪車製造を行うHondaグループのタイ・ホンダ・マニュファクチャリング向けオンサイトエネルギー供給プロジェクト(※2)を竣工し、4月1日からエネルギー供給を開始しました。同様のエネルギー供給プロジェクトは、昨年11月のホンダ・オートモービル・タイランド社向けに続き、同国4件目となります。 |
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本プロジェクトは、ガスエンジンによる発電後の排熱から蒸気・温水の双方を回収し電熱供給する高効率コージェネレーションシステム、および、高効率ターボ冷凍機を用いた冷水システムの導入により、15年間にわたり電気と熱(蒸気、温水、冷水)の供給を行い、工場内の省エネを図るものです。NSETが、コージェネレーションシステムの建設からオペレーション、ガスの調達まで全て行う「エネルギー・ワンストップサービス」を提供するビジネスモデルとなっております。また、系統電圧が低下した際には速やかに自立運転に移行し、コージェネが非常用電源として単独でのエネルギー供給を継続することが可能なため、系統事故時における工場の操業安定化を実現します。 |
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環境面においては、本プロジェクトは、二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism 、以下 「JCM」)に基づくクレジットの獲得を目指す「環境省 平成27年度 JCM設備補助事業」に採択されており、8月23日に環境省の確定検査を完了しました。JCMを活用することで、15年間で約10万tのCO2を削減し、我が国のCO2削減目標の達成に貢献することができます。 |
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引き続き、両社(NSENGIおよびOG)は、これまでの豊富な建設及び操業・保守経験を活かし、環境性・経済性に優れたエネルギーエンジニアリングソリューションを提供することで、低炭素社会の実現に向けた顧客企業の取り組みに貢献し、タイ王国における事業拡大を図ってまいります。 |
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※1: |
OGが、100%子会社の「Osaka Gas Singapore Pte. Ltd.」(社長:米田哲二、以下「OGS」)を通して出資 |
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※2: |
コージェネレーション設備エンジニアリングに加え、設備の操業(運営・維持管理)サービスを提供するプロジェクト |
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【コージェネレーション設備外観】 |
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【ガスエンジン】 |
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【プロジェクト概要】 |
タイ・ホンダ・マニュファクチャリング(Thai Honda Manufacturing Co. Ltd.) |
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工場所在地 |
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410 Ladkrabang Industrial Estate, Chalongkrung Rd., Lamplatue, Ladkrabang, Bangkok,10520 Thailand |
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ガスエンジン・コージェネレーション設備 |
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●発電出力 |
: |
7,800kW |
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●温水供給能力 |
: |
2,000kW |
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●蒸気供給能力 |
: |
4t/h |
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●冷水供給能力 |
: |
4,900kW |
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●想定CO2削減量 |
: |
7,000t/年 |
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【NSET |
概要】 |
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社名 |
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NS-OG Energy Solutions (Thailand) Ltd |
所在地 |
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909, Ample Tower 20th floor, Bangna-Trad road, Khwang Bangna, Khet Bangna,Bangkok, 10260 Thailand |
従業員数 |
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67名(2018年4月現在) |
株主 |
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設立 |
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2012年6月(OGSの出資は2014年7月から) |
事業概要 |
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タイ王国におけるオンサイトエネルギー供給事業 |
資本金 |
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381百万タイバーツ |
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以上 |
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