このページの本文へ移動します。

プレスリリース

家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数5万台達成について

印刷する

2016年6月1日
大阪ガス株式会社

 大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏、以下「大阪ガス」)は、5月31日、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」の累計販売台数5万台※1を達成しました。
 
 「エネファーム」は、高い省エネ性とCO2削減が実現できるとともに、社会的ニーズが高まっているエネルギーセキュリティの向上や電力ピークカットなどへ貢献できることから、国のエネルギー政策である「3E+S」(「安定供給」・「経済効率性の向上」・「環境への適合」+「安全性」)の実現に寄与できる分散型エネルギーシステムです。
 
 大阪ガスでは2009年6月に「エネファーム」の販売を開始※2して以降、多くのご家庭のお客さまにご採用いただき、このたび累計販売台数5万台を達成しました。
 5万台のエネファームによるCO2削減効果は年間約74,000トン※3となり、杉の木約530万本※4の植林に相当します。
 
 2016年4月には、大阪ガスと京セラ株式会社が共同開発したセルスタック※5耐久性向上技術の採用や貯湯タンクを発電ユニットに内蔵したことなどにより、世界最高※6の発電効率※752%と世界最小※8の機器本体サイズを実現した「エネファームtype S」の新製品を発売※2しました。また、電力の小売全面自由化に合わせ、新製品で発電しお客さま宅で使われなかった電力(余剰電力)の買い取りを日本で初めて実施※9し、更なる光熱費の削減やCO2排出量の削減に寄与しています。
 
 なお、「エネファーム」とガスエンジンを駆動して発電する「エコウィル」を合わせた家庭用コージェネレーションシステムの累計販売台数は日本で最多※10となる約14万台※1となっています。
 
 大阪ガスは、今後も「エネファーム」の普及促進に取り組むとともに、「エネファーム」の更なる技術開発とコストダウンに努め、総合エネルギー事業者として、お客さまの快適な暮らしの実現と環境負荷の低減、エネルギーセキュリティの向上などに貢献してまいります。
▲ページトップ
※1   大阪ガス受注ベース
※2   「エネファーム」及び「エネファームtype S」の開発にあたっては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託業務の結果得た成果を一部活用しています。
※3   従来システムの「ガス給湯暖房機」を「エネファーム」、または「エネファームtype S」に変えた場合の当社試算値(戸建住宅4人家族想定)
   
【従来システム】 ガス給湯暖房機、ガス温水床暖房(リビング・ダイニング)、ミストサウナ機能付きガス温水浴室暖房乾燥機、ガスコンロ、電気エアコン
【CO2排出係数】 ガス:2.29kg-CO2/m3(当社データ)、
電気:0.69kg-CO2/kWh
(「中央環境審議会地球環境部会目標達成シナリオ小委員会中間取りまとめ」2001年7月より)
【適用料金】 「従来システム」
ガス:床暖料金スタンダードプラン(オプション割9%)、電気:従量電灯A
「エネファーム」・「エネファームtype S」
ガス:マイホーム発電料金(オプション割引9%)、電気:従量電灯A
ガス料金と電気料金は、2015年5月時点単価。電気料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」および「再生可能エネルギーの買取価格」は2016年度時点。
「エネファームtype S」の余剰電力買取単価は2015年5月時点の単価。
※4   杉の木のCO2吸収量:13.9kg-CO2/本・年(「林業白書」1997年より 50年杉の場合)
※5   家庭用固体酸化物形燃料電池セルを積層したもの。セル同士はセル間接続部材により接続されています。水素と空気中の酸素を使って直流電流を発生させます。
※6   定格出力1kW以下の家庭用燃料電池で世界最高の発電効率(大阪ガス調べ)
※7   低位発電量基準(Lower Heating Value)にて算出。LHVとは燃料ガスを完全燃焼させたときに生成する水蒸気の凝縮潜熱を発熱量に含めない熱量。LPガス仕様の場合の発電効率は51%
※8   家庭用固体酸化物形燃料電池(排熱利用システムを含む)で世界最小サイズ(大阪ガス調べ)
※9   電力系統を介して家庭用燃料電池の発電電力を買い取る事業では日本初(大阪ガス調べ)。余剰電力買取の対象は、新製品(192-AS05型、192-AS06型)をご使用され、当社とガス使用契約を締結しているお客さまとなります。なお、関連法令の規定により、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を適用する太陽光発電システム(出力が10kW以上かつ全量買取を適用する場合は除く)との併設時は、余剰電力買取はできません。余剰電力の買取単価は、当社ガス料金の原料費調整制度に基づく当該月の調整額を踏まえ、現時点では、次の算定式により決定し、買取単価は毎月変動します。買取単価(円/kWh)=13.00±当該月の調整額×0.133 (小数点第3位以下は切り上げ、消費税込)
※10   全国の都市ガス事業者およびLPガス事業者が対象
▲ページトップ
<「エネファーム」の特長>
 「エネファーム」はクリーンな天然ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気を家庭内で利用するとともに、その際に出る熱も給湯などに利用できる環境に優しいエネルギーシステムです。従来システム※3と比べ、年間のCO2排出量を約1.4~1.9トン※3、年間の光熱費を約7.4~10.2万円※3削減できます。
 
<「エネファーム」ラインナップ>
エネファームtype S(192-AS06型+136-N360型)     エネファーム(191-TB06型+136-CF06型)    エネファーム(191-PA06型+136-PA10型) 

エネファームtype S
(192-AS06型+136-N360型)

  エネファーム
(191-TB06型+136-CF06型)
  エネファーム
(191-PA06型+136-PA10型)
【セット希望小売価格:
 1,830,000円(税抜)】
  【セット希望小売価格:
 1,600,000円(税抜)】
  【オープン価格】
 
<「エネファーム」累計販売台数の推移>
「エネファーム」累計販売台数の推移 
 
 
以上

ページトップ

本文はここで終了です。本文先頭に戻ります。

お問い合わせ

プレスリリースの内容に関するお問い合わせや取材等のお申し込みは、リリースに記載のお問い合わせ先、またはお問い合わせフォームからお願いいたします。

RSSについて

購読する