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大阪ガスは、「いただきます」で育もう。をスローガンに、食育活動に取り組んでいます。

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新たな食との出合い願い

 先日、1月15日、近くの氏神様のとんど焼きに、しめ縄や箸紙などの縁起物を持って行きました。これを済ますと正月が終わった気がします。皆さんはどのように正月を過ごされたのでしょうか。

 私の正月は前年末にしめ縄やウラジロといった正月飾りと、お節料理の材料を購入することから始まります。いつの頃からか、お節料理を調理するのも私の仕事になりました。大晦日(おおみそか)だけの調理で、寸胴(ずんどう)鍋に一杯、だしを引くことが始まりです。材料を下ごしらえし、煮しめ、頃合いに冷めたものを保存容器に移し、鍋を洗い……を繰り返し、引いただしが鍋の半分になる頃にお節作りは終わります。

 毎年作っているものの、母から受け継いだ味付けだけでなく、友人から教えてもらったり、料理本を参考にしてみることも楽しいのです。例えば、今回は田作りの味付けを変えてみました。結果はいつもどおり、母は「おいしい」と、父は「今までの方がいい」との反応でした。

 そんな私には、あるリサーチ会社が2014年11月に行った調査は驚きでした。「2015年のお正月を家族や親戚の方と祝う予定がありますか。同居の家族・親戚以外も含めてお答えください」の質問に対し、「予定がある」が全体の半分、さらにお節料理を食べる人は78%というものです。まだまだ正月といえばお節料理なのでしょう。しかし、すべて手作りは14%、何らかを外から調達する人は81%。いつの間にか、手作りの自分が少数派であることを数字で実感させられもしました。

 さて、お節料理や雑煮などは土地ごとに具も味付けも異なり、隣のお節料理は我が家と同じではないものです。子どもの頃は転勤族の多い環境であり、正月明けに友人宅に遊びに行くと珍しい正月料理を見かけたり、ちょっとごちそうになったりもしました。大人になった今は友人たちと互いに持ち寄ったお節料理と久しぶりの会話を楽しみます。今年もそんな会食と、新しい食べ物との出合いがあればいいと願う年初となりました。


出典:大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 研究員 三島 順子
毎日新聞 大阪本社 夕刊 2015.1.23掲載(一部改訂)

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