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大阪ガスは、「いただきます」で育もう。をスローガンに、食育活動に取り組んでいます。

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昔ながらの食と文化次世代へ

 間もなく立春です。立春、立夏、立秋、立冬は各季節のはじまり。中でも立春は、旧暦では新年にあたる特別な日です。立春の前日、2月3日が節分です。

 節分といえば、巻き寿司。今年の恵方は、南南東、恵方は、その年の歳神様が宿るとされる方角です。恵方に向かって巻き寿司を丸かぶりして、一年の無病息災を祈る節分行事は、大阪の一部の地域で行われていたそうですが、明治の中ごろには廃れ、20〜30年前に復活し、今では全国区の行事となりました。

 ミツカンの調査では、恵方巻きの認知度は、2002年53%から06年に92.5%と大幅に伸びました。そして10年調査では、93・8%と微増しています。恵方巻きを「切らずに無言で食べる」ことも7割以上の方がご存じでした。

 節分の行事は、平安時代に宮中で行われた迫儺(ついな)といわれる鬼や邪神を払う行事に、柊鰯(ひいらぎいわし)や豆まきなど民間行事がまじり、続いてきたものです。柊鰯は、鰯を焼く盛大な煙と臭いで鬼を追い払い、鰯の頭は柊の小枝に刺して戸口に立て、鰯の匂いと柊の鋭い棘(とげ)で鬼を寄せ付けないというもの。おなじみの豆まきは、硬く煎った大豆を鬼に投げて邪気を払い、数え年と同じだけあるいは、一つ多くの豆を食べるというもの。子どもの頃は、たくさん豆が食べられる大人がうらやましかったものです。

 出雲地方では、節分に食べるそばを年越しそばと呼び、無病息災を祈って食べる習慣が今もあるそうです。他にはコンニャクなども食べられています。コンニャクを乾煎り(からいり)する盛大な音が鬼を追い払うのでしょうか。

 「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。日本人の食文化が世界に認められた誇らしい気持ちとともに、和食の現在、そして未来について、危惧している方も多いでしょう。健康、長寿を願って継承されてきたお節料理や雑煮、節分やひな祭りの行事食など日本の伝統的食文化をぜひ次世代にも伝えていきたいものですね。


出典:大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 研究員 山下 満智子
毎日新聞 大阪本社 夕刊 2014.1.24掲載(一部改訂)

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