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大阪ガスは、「いただきます」で育もう。をスローガンに、食育活動に取り組んでいます。

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郷土料理 、守り伝えて

 11月22日は「いい夫婦の日」。では、24日は何の日かご存じでしょうか?正解は、「和食」の日、“いい日本食の日”です。2013年、和食のユネスコ無形文化遺産登録に向けて「和食」の日として登録されました。2014年は農林水産省や「和食」文化の保護・継承国民会議(和食会議)会員の企業や団体が中心になり、11月を和食月間としてさまざまな活動を展開しました。

 日本は南北に長く、四方を海に囲まれています。日本列島の南方からは、暖流系の黒潮が北上し、太平洋側では、三陸沖で寒流系の千島海流に出合い、日本海側では、対馬海流となって北海道沖まで北上します。そのため日本は、太平洋側、日本海側、北のオホーツク海側、南の東シナ海側、瀬戸内、さらに内陸部と沿岸地域で、気候・風土を異にします。春夏秋冬、四季折々、列島沿岸では魚介類や回遊魚が豊富で、栽培される畑作物や山菜にも地域による特徴があります。外国に比べ四季の移ろいが食材・産物においても明瞭だと言われる所以です。

 土地の食材・産物を使っておいしい料理を作る、その知恵の積み重ねが各地の料理の原点となり、地域文化としての郷土料理を発展させました。郷土料理は、長い年月、加工品や保存食、そして冠婚葬祭におけるご馳走としての役割を担ってきました。食の均一化が言われる現在も、正月の雑煮の餅の形や具、すまし汁か、白味噌か赤味噌かなど、多様性がまだまだ残されています。これらの和食文化を大切に保護して、次世代の子どもたちにも継承していきたいものです。しかし現状は厳しく、このまま何もしないでいると、和食が消滅してしまうのではないかと危倶されます。

 ユネスコの無形文化遺産には、登録国と国民に保護・継承の義務が課されます。登録から6年後、東京五輪前には第1回のユネスコ審査があるそうです。和食会議は、さらに本格的な和食の保護・継承事業を計画し、趣旨に賛同する企業、団体、個人を募集しています。


出典:大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 研究員 山下 満智子
毎日新聞 大阪本社 夕刊 2014.11.21掲載

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