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大阪ガスは、「いただきます」で育もう。をスローガンに、食育活動に取り組んでいます。

お役立ち情報

冷房なしで過ごす工夫(その2)

冷房を使わなくて済む室内環境をつくる工夫の第二は、「室内での発熱を抑えること」です。生活する限りある程度の発熱はやむを得ないことですが、視点を変えれば気づく無駄もあるものです。夏に室内で発生する熱の源と言えば、照明器具や家電製品、調理に使うガス燃焼、風呂、人体やペットなどです。

冷房なしで過ごす工夫(その2)

照明や冷蔵庫など殆どの電力消費は室内に熱を放出します。その発熱量がそのまま冷房負荷に反映されるので、エアコン使用時の電力消費はダブルで効きます。待機電力を含め、無駄な電力消費(室内発熱)はないか、もう一度チェックしては如何でしょうか。

調理による発熱は、コンロの上にある換気扇により排出される仕組みになっていますが、やはり室温を高めます。特にオーブンは発熱量が大きく換気扇からの距離もあるので熱の排出が難しく、夏季の利用は要注意です。素麺などを茹でる時は、蛇口から熱い湯を出して(太陽熱給湯なら最高) コンロ加熱を抑えることで室温上昇を防げます。わが家で実践している一つの工夫は外部で加熱すること、即ち太陽熱調理器(ソーラークッカー=写真)の利用です。よく晴れていればご飯炊きや煮物が出来ます。調理をしなくてもヤカンで湯を沸かし魔法瓶に溜めて台所で使えば、コンロの発熱を減らせます。

人体からの発熱は、部屋にいる状態では防ぎようがありません。生きている限り熱を発生させる宿命にあるからです。1日の栄養摂取熱量が成年男子で2400kcalとし、最終的に全てが熱になるとすれば、単純な平均発熱は116Wになります。摂取量のより少ないケースを考慮し、1人につき100Wの白熱電球が点灯していると考えればよいでしょう。大勢の人数が入った部屋が暑くなるのが納得できますね。

室内発熱のもう一つの要因は給湯です。特にお湯を大量に溜め続ける日本式の「お風呂」は、室内発熱として無視できない要素です。浴槽の湯が冷める熱量(例えば、200リットルの湯が42℃から30℃まで冷めるのに10MJ又は2.8kWh)が室内の発熱量になります。窓開けや換気扇で排出しても全部は出せません。浴槽にお湯張りをする場合は、なるべく続けて入って、長く溜めておかない方が、発熱を防げます。幸い夏はシャワーでだけも支障のない季節です。シャワーは湯張りに比べ湯量が少ないばかりか、熱がすぐに室外へ排出されます。暑さが厳しい時には、いっそのこと水のシャワーで済ませる手もあります。

徹底した電気・ガスの消費削減が、結果として冷房なしで過ごせる要件になるのです。


出典:大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所(CEL)発行
「夏を乗り切る 冬を乗り切る 〜暮らし方のヒント」
筆者 濱 惠介

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