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 料理講習会「アレルギー除去メニュー”なかよし給食”」
馬場睦代さま(社会福祉法人 友愛福祉会おおわだ保育園(大阪府門真市)理事長 園長)

子ども目線で考えた環境づくり

講演風景写真

 おおわだ保育園は園児数は200名。保育の目標は「よく遊ぶ、よく笑う、よく食べる」。これら3つの柱を中心に生きる力を身につけていけるよう取り組んでいます。自然の中で思い切り体を使って遊べる工夫を取り入れる、幼児の成長別に建物を分ける…など、環境すべてを子ども目線で考えています。
 それは給食にもつながっています。まだ除去食で対応ができていなかった頃、一人だけお弁当を持ってきてもらっている園児がいました。その園児がお泊まり保育で、たった一度だけ皆と一緒に食べることができたのです。その時の笑顔は今でも忘れません。そして、これを今後ずっと続けることができないのかと考えるようになりました。このことが「なかよし給食」のきっかけとなりました。
 また、私の次男もアレルギー体質で除去食が当たり前の生活でしたが、集団生活の中でつい友達と同じものを食べたくなる。そしてアナフィラキシーショックを二度起こしたことがあります。アレルギーだけではなく、いろんな病気を持ったお子さんがいらっしゃいます。その子たちに同じ思いをさせてはいけない…と強く思うようになり、栄養士さんに相談を始めました。

アレルギー対応でも「豊かな給食」

講演風景写真

 「なかよし給食」は栄養士一人、調理スタッフ5名で作っています。食材から卵、小麦、牛乳が除去された献立で冷凍ものは一切使わず、すべて手作りです。
 アレルギー給食は除去食が主流だといわれていますが、そのことにより栄養食というより「安全給食」になっている面も否めません。園で作るものは栄養面も豊かであるよう心掛けています。例えば米粉、豆乳、豆乳クリームを使用した「なかよしシチュー」は、中に入れる野菜により高い栄養価となっています。また、調味料を変えることでもずいぶん一緒に食べられるものが増えます。鶏ガラスープ、米粉パン、高野豆腐の粉はとても簡単に使えます。
 また、「なかよし給食」をスタートしてから大きく変わったのは、「生活管理表」の導入です。それまでは医師から診断書をもらって献立表をつくり、それを保護者に確認し…を繰り返してアレルギー用の給食を作っていました。しかし、厚生労働省の食物アレルギー生活管理指導表のガイドラインを見本としてこの表をつくることによって、保護者への確認が大幅に省略でき時間も早く確実にできるようになりました。
 みんなで一緒の食事ができ、しかもアレルギーの子どももおかわりができる「なかよし給食」。もちろん、卵、牛乳だけでなく他のアレルギーのお子さんに対しても個人対応しており、提供時の誤配、誤飲誤食がないよう細心の注意をはらい、安全安心の給食を提供しています。
 保護者の方にもご理解を深めていただけるよう説明会を開いたり、卒園時には親子給食で一緒にメニューを召し上がっていただくなどの取り組みも行っています。ブログでも給食の情報を毎日更新しています。まずは行事食で「なかよし給食」の献立を作っていただき、それが広がっていけばいいなと思っています。見学に来ていただけましたら給食も召し上がっていただけますので、いつでも園の方にお越しください。

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