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ENTERPRISE FUTURE
Society5.0がもたらす未来の暮らし。

未来の暮らしは、こう進化する。

未来の暮らしは、こう進化する。

Society 5.0 で実現する未来社会では、デジタル技術がより社会に浸透することによって、現実空間と仮想空間が高度に融合し、社会が抱える様々な問題を解決できると考えられています。大阪ガスも、IoT ガス機器をお客さまに提供しているのですが、これがまさに Society 5.0の構成要素の一つ。IoT機器やデータを活用した様々なサービスで、大阪ガスも未来社会の実現の一翼を担いたいと考えています。

CEATEC プレゼンテーション動画
・未来のキッチン(2分36秒)

私たちの暮らしにどんな変化が訪れるかについて、CEATECでプレゼンテーションした内容をご紹介します。まず、キッチンでは、対話型AIが搭載された冷蔵庫が登場すると、家族の健康状態などの様々なデータが IoTを通して連携され、冷蔵庫が食材や料理をレコメンドすることができると考えられています。
次に家庭のエネルギーについてですが、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーは今後も増える傾向にあり、中でも家庭で余ったエネルギーが社会全体のバーチャルパワープラント(仮想発電所)を構成する要素として位置づけられると考えられます。

CEATEC プレゼンテーション動画
・未来のリビング(1分11秒)

天候に左右されないエネファームのような燃料電池は、太陽光発電などと補完しあいながら安定的に電気を作り出すことが可能なため、各家庭に標準で装備されるようになり、それらのエネルギーを貯める蓄電池や、蓄電池の代替としても期待される電気自動車(EV)などとも組み合わされ、未来の家庭のスタンダードなエネルギーシステムになっていくと思います。
つまり家庭はエネルギーを消費するだけではなく、そこでエネルギーを生み出すことが当たりまえとなり、電力システムを安定化させる役割も担って社会に貢献する。そのようなエネルギーシステムになっているのではないかと考えています。

CEATEC プレゼンテーション動画
・未来のバススーム(58秒)

最後に浴室です。ボタンひとつの全自動で、お湯が適切な水位で止まり、ずっと温度キープしてくれる。そんなお風呂は、実は世界でも日本にしかありません。大阪ガスはこれまでも日本の浴室を進化させてきたという自負があります。将来もっと浴室を進化させていきたいし、我々ならできると考えています。その一つが、浴室でのバイタルデータ計測による健康管理への貢献です。お風呂に入りながら身体づくりや病気の予防ができるようになれば、と期待しています。
さらに浴室には、親子が一緒に入り、子どもが九九を習ったり、ひらがなの勉強をしたり、大人になってからも、本読むとか、歌を歌ったり、英語の発音を練習する人がいたりと、誰しもが身に覚えがあるような側面がありますよね。浴室が IoT で繋がることで先進技術を活用し、豊かなバスライフをサポートするサービスがこれから出てくるでしょう。まさしく大阪ガスがそれを実現するポールポジションにいると思っています。さらなるイノベーションが起こり続けることで、より一人一人に最適な生活が実現され、同時に社会全体でエネルギーの供給を担うようになる。そんな未来が広がっていると考えます。

未来は、すでに始まっている。

未来は、すでに始まっている。

そんな未来を見据えて、大阪ガスでは、すでに20年も前からビッグデータ分析を行う専門組織を立ち上げたり、2016年からは家庭用ガス機器のIoT対応を実現しています。2016年4月に発表した、エネファームのIoT 対応では、世の中の変化にいち早く対応しようという着眼点があったのですが『本当に、それだけでいいのだろうか』と考え抜きました。以前は、故障があってから修理に駆けつけていたのですが、発電が止まってから何日も経っていた事例がありました。そこで、お客さまが気づかれる前に大阪ガスが故障を検知し、修理やメンテナンスを行えるシステムを導入したのです。機器の施工やメンテナンス、その後のフォローも含めて一元的にお客さまに対応する大阪ガスだからこそ提供できるサービスにつながりました。

未来は、すでに始まっている。

エネファームコーナー
CEATECで展示されたパネル

現在このエネファームIoTシステムでは、実に、 80%のお客さまがインターネットに接続いただいています。この割合も大変驚かれますが、お客さまと深く接点を持つ大阪ガスならではの数字になりました。
また、10月に発売されたIoTコンロでは、調理を楽しみたいというニーズと、少しでも手間を削減したいというニーズの両立を考えました。最近は、共働きの方が増えているという社会背景も含めて、後者のニーズが増えてきていると考えています。そこで生まれたのがスマートフォンアプリを利用し、およそ2,000種類のレシピ検索やコンロの火加減やタイマーなどの設定送信ができる IoTコンロです。献立を考えることと調理工程のサポートを実現しています。
お料理にもよるのですが、スマートフォンからレシピ情報をコンロに送り、途中の火加減調整も含めて、調理のできあがりまでを自動で行えます。忙しくて時間のない中でも、やはり美味しいものを食べたい、適切に調理された栄養あるものを食べたい、家族に喜んでもらいたいという普遍的な想いを叶えるお手伝いをしていきたいと考えています。
また、コンロだけでは対応しきれない、料理をつくる時の負担をさらに軽減する取り組みとして期待しているのがミールキットです。一食分の食材をプレカット(下ごしらえ)された状態で届けるサービスですので、ミールキットがあれば、買い物に行く必要がなく、下ごしらえもある程度済んでいます。そこに調理工程を自動で行えるコンロも使うと、はじめから調理終了までがシームレスに繋がり、家族の誰もが簡単に調理できるようになると考えています。

未来は、すでに始まっている。

IoTコンロ展示ブース

IoTコンロ展示ブースの
NTTドコモさまのミールキットのカット

「Kytell (カイテル)」は、未来への新しい一歩。

CEATEC プレゼンテーション動画
・未来のkytell(34秒)

藤田 事業の枠を超えた新たな商品開発事例として、今回、CEATECも出展したコミュニケーションアプリ「Kytell」があります。商品開発のアライアンスパートナーとして、“子どもたちと豊かに関わる社会をつくる“を掲げられているクリエイティブ集団 BUTTON(ボタン) INC.さんと共創しました。親子の関わりが薄くなっていることに着目し、「離れたところでも繋がる」ことで「子どもたちとのより豊かな関わり方をつくる 」という理念のもと生まれたアイディアです。

未来は、すでに始まっている。

八木 現実に親子で過ごす時間を確保するのが難しい中、仮想空間を活用することで、子育ての支援ができないかと考えました。テキストだけのやりとりとは違い、ひとつの絵を一緒に書くことで、子供たちには両親がすぐそばにいる感覚を得られるのではないかと考えたのです。BUTTONさんとは展示会で知り合ったのですが、商品を拝見したところ、子育て世代が求めていることをよく知っておられて、大阪ガスにはないノウハウをお持ちだと確信しました。そこに魅力を感じてアライアンスを結ぶことになりました。

藤田 Kytellのような事業の枠を超えたサービス開発において、決まった法則、方法論は、正直ないとは思っています。ただ共通する部分は『お客さまをいかに知るか』っていうことに尽きるのではないかと。お客さまが気づかない「お困りごと・要望」に我々が気づく、『お客さまが知らないお客さまを知る』こと。ここから新しい発想がスタートしていきます。

新たなパートナーと、枠を超えて、その先へ。

新たなパートナーと、枠を超えて、その先へ。

藤田 お客さまの「お困りごと・要望」に応じるためにも、積極的にアライアンスを推進したいと考えています。そのためにも今回のCEATEC出展には2つの狙いがありました。一つは未来のキッチンや浴室などで実現を目指す我々のビジョンを世の中に発信することで、我々の想いに共感いただける新たなパートナーを募ること。 もう一つはDaigasグループが持つ多様なリソース(お客さまとの接点やデータ分析力、実証フィールドなど)についてお伝えすることで、我々が様々な分野でお役に立てるアライアンスを組みたい魅力的な相手だと感じていただくこと。このような活動を通じて今後もアライアンスの輪を拡げていければと思います。

新たなパートナーと、枠を超えて、その先へ。

LIFE UP プロモーション
CEATEC展示パネル

たとえば、先ほどのBUTTONさんのように独自のアイデアや強みを持った相手であれば、規模や実績にとらわれず積極的にコミュニケーションを取っていきたいと考えています。我々にはないリソースとガス機器の連携によって、お客さまに新しい価値が提供できると思います。またそのような出会いは、我々自身の成長の機会にもなると思います。
経済産業省で公募された「LIFE UP プロモーション」に大阪ガスの事業も採択されましたが、この取り組みについては「様々な方たちとつながるための仕組み創り」という捉え方をしています。大阪ガスがデータを集めるためのプラットフォームではなく、プラットフォームを介して様々な方たちとシームレスにつながることが目的です。そこで生み出された新しい価値をお客さまにお届けし、それをきっかけにお客さまのことをより深く知る。それがさらにまた新しい価値につながっていく。そういった循環を造りだしていきたいと考えています。

新たなパートナーと、枠を超えて、その先へ。

八木 大阪ガスには伝統的に「進取の気性」というマインドがあり、過去から新しいものに積極的に取り組んできました。その本質は『サービス第一』の精神で新しい価値を提供することです。より良い暮らしをお客さまにサービスとして提供し続けていくということが、時代を超えて選ばれ続ける、革新的なエネルギー&サービスカンパニーへつながっていくと考えています。
大阪ガス、Daigasグループの役割、あるべき姿を決めるのは、我々ではなく、お客さまなのだと思います。2030年、また将来にわたりお客さまにとって必要だと思われるDaigasグループであり続けるためにも、『既存事業の枠にとらわれない新しいこと』へ積極的に挑戦を続けていきたいと思います。

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