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開発者インタビュー

研究開発は最も重要な差別化戦略の一つです。
以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

第5回 電力不足を乗り切る新しい節電のシステムづくり

お客さまの節電努力をリカバリーして、納得できるシステムに

デマンドレスポンスに参加していただくためには、まず、お客さまの個々の電力使用量の基準値を決定する必要があります。これは、お客さまの電力使用量データのある過去の3日間の平均より算出するのですが、もしこの3日間に節電努力した日が含まれる場合は、その節電努力分をリカバリーして算出します。ここで、リカバリーすることはとても重要です。これをしないと基準値がどんどん低くなってしまい、お客さまの努力を正当に評価することができなくなってしまいます。私たちは、お客さまの節電への努力を汲み取ることが、お客さまが不満を感じることなく、持続可能な節電体制の構築につながると考えています。実感が伴わないものを基準とするため、努力して削減した量を正当にカウントしてくれるという公平感をお客さまにお持ちいただくことを大切にしています。

ビジネスモデルの構築にかなりの時間を要したため、2012年6月1日の運用開始に対するシステム開発に残された時間はわずかでした。とにかく時間がありません。すべてをやり替える方法が一番簡単ですが、莫大な時間と費用が必要となるし、なによりもお客さまにご迷惑をお掛けすることはできません。そこで、既存のシステムやインフラを組み合わせて流用することで、新規で開発すべき要素を減らすことを考えました。大阪ガスとエネット、また大阪ガスとお客さま間は、ICTでつながっており、それぞれ電力事業とガスコージェネレーション監視のシステムが構築されていたので、このネットワークを利用することにしました。お客さまデータの計測はガスコージェネレーション監視システムを、エネットとの情報のやり取りは電力事業用のシステムをそれぞれ流用。そして、デマンドレスポンスのシステムは両方のシステムに追加しました。稼働中のシステムに手を加えることは、システム全体に影響を及ぼす事態に陥り、大きな損失も生まれかねません。しかし、既存の両システムを開発し、いままでに何度も両システムの改造等を行った経験から無事に追加することに成功。予定通りのスタートが実現したのです。

コージェネレーションの運転変更の例

デマンドレスポンスで分散型エネルギー社会実現を加速する

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