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開発者インタビュー

研究開発は最も重要な差別化戦略の一つです。
以下に紹介する、さまざまな新技術の研究開発、実用化に積極的に取り組んでいます。

第5回 電力不足を乗り切る新しい節電のシステムづくり

節電するエネルギーをガスコージェネレーションシステムで補完

かつての計画停電や電力使用制限のような強制的な節電では、お客さまの経済活動に大きな影響が出てしまいます。しかし、無理のない節電では電力量の大きな削減が期待できません。そこで、お客さまが所有するガスコージェネレーションで電気の自給自足率をアップし、「節電」と「いつもどおりの経済活動」を「両立」できるシステムづくりをめざしました。デマンドレスポンスは以前からの構想でありましたが、エネルギー会社としての社会的責任を果たしたいと急ピッチで進めたため、今回は、株式会社エネット(特定規模電気事業者、通称:新電力)の9企業のお客さまが間に合ったカタチでスタート。また、夏の電力需要ピーク時に余力のある学校や夜間営業がメインのお客さまに絞ってご提案し、参加していただいております。

この仕組みは、電力不足が見込まれると、エネットは発電所に増量要請を行い、そして大阪ガスはお客さまに節電要請を行います。その結果、エネットは発電増量に加え、お客さまの節電による電力使用量の削減で供給量を確保し、需給のアンバランスが緩和されるということです。実際には、天気情報等から電力需要予測が可能なので、数日前にWebの管理画面から価格を含めた応募開始情報を発信、自動的に各お客さまの各担当者のケータイやパソコンにメールが送信されます。それを受け、ガスコージェネレーションの追稼働が可能で、電力に余裕のあるお客さまが「節電参加します」とWeb上で宣言。その時間帯にお客さまが本来使用していたはずの電力量と実際の使用量との差を、ネガワットとして換算します。

このデマンドレスポンスのお客さまの参加料は、いまのところはゼロ。また、ネガワットへのインセンティブは、電力が不足したときに他の電力会社から買い上げてくるはずだった資金から調達しています。電力不足に馴染みがなかった日本において、節電をビジネスモデルとして構築することは、とにかく大変でした。しかし、このプログラムへの参加をお願いしたお客さまの反応はすこぶる良く、すぐに「協力しましょう!」とご理解いただき、とんとん拍子に話が進み、幸いでした。

お客さまの節電努力をリカバリーして、納得できるシステムに

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