Daigasグループの取り組みご紹介
〜こんなとこにもDaigasグループ〜
大阪ガスではかつて石炭からガスを製造する際の副産物を有効活用し、炭素材などの原料として多くの用途に利用してきたという歴史があります。現在その石炭化学技術は「大阪ガスケミカルグループ」が引き継ぎ、活性炭、光学・電子材料、木材保護塗料、無機微粒子などの事業へと大きく発展させています。
2014年には、活性炭事業の大手であるJacobi Carbons(ジャコビ カーボンズ)がDaigasグループへ仲間入りし、大阪ガスケミカルとあわせて世界第2位の事業規模となりました。Jacobi Carbonsは、インドのタミル・ナードゥ州に2つの工場を持ち、そこでは約550人の社員が、主にヤシ殻活性炭を製造しています。
創業以来その2つの工場を束ねるトーマスさんはマネジメントのエキスパート。大阪ガスケミカルから学んだ日本流の手法も取り入れながら、業務を素早く改善していくリーダーシップには、一緒に仕事を進める日本のメンバーも絶大な信頼を寄せています。
そんなトーマスさんが、仕事を進める上で大切にしているマインドは『誠心誠意・使命感』を持って取り組むこと。
「Jacobi CarbonsがDaigasグループに加わったとき、新たに全社員の安全向上に取り組みました。導入するにあたっては、単に方針を押し付けるのではなく、特色やメリットなどを十分に説明することで、メンバー各自が使命感を持って事業に取り組めるようにしました。このようなやり方は“人への信頼”が特徴のJacobiの社風にも通じるもので、Daigasグループに加われたことをうれしく思っています」と、笑顔で応えてくれました。
Daigasグループはこれからも、新たな挑戦を続けていきます。