第三者意見・第三者検証

第三者意見

Daigasグループは、簡易な審査を含んだ「評価・勧告タイプ」の第三者意見を(株)環境管理会計研究所に依頼しました。ご意見を策定していただく過程で、当社グループのCSRにかかわる活動に関して、ESG推進統括とESG推進室長へのインタビューを実施していただきました。
当日の対話内容について報告するとともに、(株)環境管理会計研究所からの意見書を掲載します。

2020年7月に実施されたインタビューでは、下記の3点についてヒアリングいただきました。

  • 1. 2019年度のCSR指標、マテリアリティ項目についての実績への自己評価について
  • 2. 気候変動問題について特に重要と考えているリスクとその対策について
  • 3. コロナ禍により変化していく価値観に対し、今後、Daigasグループが提供できる価値について
第三者意見
  • インタビューの様子

    インタビューの様子

  • これらを受け、1点目については、2019年度におけるCSR指標、マテリアリティの指標に対する結果についてご説明するとともに、Daigasグループでのさらなるサプライチェーンマネジメント推進のため、従来の調達関連方針を整理し、2020年4月に改定した旨のご報告をしました。
    2点目の気候変動問題については、温室効果ガス(GHG)排出量の削減と将来的な脱炭素化が世界的に求められていることや、気候変動に伴う自然災害リスクの高まりへの対応がグローバルな社会課題であることについての認識や、「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020」に掲げたCO2排出削減貢献の取り組みの進捗についてご紹介しました。
    また気候変動におけるリスクと機会については、2018年度からウェブサイトにて公開している内容とともに、自然災害への対策や都市ガス業界が取り組むメタネーション技術についてご説明しました。こうした気候変動への取り組みに対し、環境課題における世界的潮流やエネルギー事業者に求められる対策と期待についてコメントをいただきました。それらを受け、日本の地政学的なエネルギー市場の課題等、多岐にわたる視点でのディスカッションを行いました。
    3点目のご質問には、Daigasグループ全体で、ステークホルダーの信頼に応えるESGに配慮した価値創造の経営を一層実践していくために、2020年4月の組織再編の際、事業戦略を担う企画部内にESG推進室を設置したことをご説明しました。加えて、コロナ禍も踏まえたお客さま、社会、株主さま、従業員等ステークホルダーの価値観の変化を見据え、次期中期計画策定において、当社グループが提供できる価値を各事業部と議論していく予定である旨をお伝えしました。
    当社からの各説明に対し、多くの質問と提言をいただき、今後、取り組むべき課題について議論することができました。これらのインタビューをもとに、当社グループの活動に対する総評と助言をまとめた意見書をいただきました。
■CSR経営評価意見書

第三者検証

  • 本レポートに掲載するDaigasグループの環境パフォーマンスデータについて、ビューローベリタスジャパン(株)による第三者検証を受けました。記載する目的に合った信頼性および正確性があるかどうかを検証していただきました。
  • ビューローベリタスジャパンロゴ

独立保証報告書(抜粋)

ビューローベリタスジャパン株式会社(以下、ビューローベリタス)は、大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)の委嘱に基づき、大阪ガスによって選定されたサステナビリティ情報に対して限定的保証業務及びレビュー業務を実施した。この保証報告書は、以下に示す業務範囲内に含まれる関連情報に適用される。

選定情報
  • 限定的保証業務における我々の業務範囲は、DaigasグループのCSRウェブサイトに記載された2019年4月1日から2020年3月31日までの期間の以下の情報('選定情報')に対する保証に限定される。
    以下の項目に関する環境関連データのうち、大阪ガスが指定したもの
    • ・エネルギー使用量
    • ・大気への排出
    • ・取水と排水
    • ・化学物質
    • ・廃棄物
    • ・都市ガス販売量
    • LNG取扱い量
    • ・環境行動目標に対する2019年度実績

    但し、各データにおける報告範囲は大阪ガスの決定に基づく。

  • 第三者検証

    上記の画像をクリックで
    PDFが開きます(241KB)

レビュー業務における我々の業務範囲は、DaigasグループのCSRウェブサイトに記載された、2019年4月1日から2020年3月31日までの期間の、以下の情報('選定情報')に対するレビューに限定される。

  • ・Daigasグループ全体によるCO2排出削減貢献量(お客さま先や海外での削減貢献を含む)
    但し、各データにおける報告範囲と算定方法は大阪ガスの決定に基づく。
評価基準

我々は、International Standard on Assurance Engagements (ISAE)3000 (Revised), Assurance Engagements Other than Audits or Reviews of Historical Financial Information(Effective for assurance reports dated on or after December 15, 2015)及びISO14064-3(2006): Greenhouse gases -Part 3: Specification with guidance for the validation and verification of greenhouse gas assertionsに準拠して保証業務を実施した。
我々は、ビューローベリタスが定めるサステナビリティ報告に対する第三者レビューの手順を用いて、レビュー業務を実施した。

検証された温室効果ガス排出量

我々は、ISO14064-3(2006)の要求事項に従って、温室効果ガス排出量の検証を実施した。
大阪ガスによって作成された温室効果ガスに関する主張において検証されたデータは、以下の通りである。

温室効果ガス排出量
[kt-CO2e]
算定範囲
スコープ1 4,660 GHG Protocol Corporate Accounting and Reporting Standardに基づいて算定及び報告された、大阪ガス及び連結子会社58社の事業活動に伴う温室効果ガス排出量
スコープ2 216
(ロケーション基準)
194
(マーケット基準)
303 大阪ガス及び連結子会社58社の事業活動に伴う温室効果ガス排出量
スコープ3 27,944 GHG Protocol Corporate Value Chain (Scope3) Accounting and Reporting Standardに基づいて算定及び報告されたスコープ3排出量のうち、カテゴリー1,2,3,4,5,6,7,9,11,12,13,14の排出量。但し、各カテゴリーにおける算定範囲は大阪ガスの決定に基づく。
  • 電気のCO2排出係数に火力電源平均係数を用いて算定した値
結論

上述した我々の方法と活動に基づき、

  • ・選定情報が、報告規準に従って適切に作成されていないことを示す事項は、すべての重要な点において認められなかった。
  • ・大阪ガスは、我々の業務の対象範囲における定量的なデータについて、収集・集計・分析のための適切な仕組みを構築していると考えられる。